一橋大学ジョン・マンキューソ准教授によるハラスメント(9)英語の授業で私とARICの実名だした誹謗中傷とシンパの極右学生を利用したフェイクニュース拡散
前回の記事では、一橋大学の准教授であるジョン・マンキューソ氏による差別が、国際的な水準では完全に問題であり、大学を即刻クビになるレベルであることを指摘しました。
※前回記事は「一橋大学ジョン・マンキューソ准教授によるハラスメント(8)米国で同レベルの差別を行なった教員は即解雇に」です。
今回の記事は、マンキューソ准教授によるさらなるハラスメントがあったことについて書いていきます。
今まで書いたマンキューソ准教授のハラスメントの流れをざっくりおさらいすると、こうなります(早く記事を読みたい方は飛ばしてください)。
1.2016年12月14日ARIC研究会襲撃事件を引き起こした(いきなり匿名で教室に乗り込んで、F●CKなど耐え難い英語で怒鳴りちらし、自分はトランプ支持の極右国際ネットワークの一員だと脅迫などする)。
2.2016年12月20日に抗議に行ったARICメンバーにF●CKなどを使い、同様のハラスメントを繰り返した。
3.2017年2月にARICが一橋大学のハラスメント委員会にマンキューソ准教授を訴えたけれど、
4.2017年6月の同委員会は結論として、ハラスメント認定をしなかった。これ以上調査できないという不可解な理由だった。これはおかしい。
1)襲撃事件の目撃者が6名以上いたにもかかわらず、証人に一切話を聞かなかった。
2)さらに不可解なのは一橋大学ハラスメント委員会が、襲撃事件時にマンキューソ准教授が学生に向けてF●CKという語を使ったと事実認定していた。なのにハラスメントではない、とされた。(ということは一橋大学は教員が学生にF●CKと言っても許される大学だということになる…)
5.一橋大学の処分を免れたマンキューソ准教授は反撃に乗り出し、2017月8月にマンキューソ准教授が報復で一橋大学のハラスメント委員会に私を虚偽の暴行事件で訴えるという二次加害行為に及んだ。
6.当然だが、2018年6月にハラスメント委員会はマンキューソ准教授が暴行されたという虚偽の訴えを認めず、ハラスメントは一切なかったと認定した。
※これまで書いたマンキューソ准教授によるハラスメント行為についてはこのマガジンにまとめてありますのでお読みください。とくに下記の記事を参照ください。
・一橋大学ジョン・マンキューソ准教授によるハラスメント(2)
事件の発端、ARIC研究会襲撃事件
・一橋大学ジョン・マンキューソ准教授によるハラスメント(3)
2016年12月ARIC研究会襲撃事件(2)
・一橋大学ジョン・マンキューソ准教授によるハラスメント(6)
マンキューソ氏に対するARIC側の2016年12月20日抗議について
さて、しかし話はこれで終わらないのです。マンキューソ氏のハラスメント行為にはさらにその続きがあります(うんざりするほどハラスメントの事例があります…)。
マンキューソ准教授が一橋大の英語の授業をつかって、ARICと私の実名をだして、幾度となく「暴行された」「ナチだ」などと誹謗中傷していたことが発覚。
もちろんマンキューソ准教授の授業にARICメンバーがでているわけではありません。なんで私たちにこのことがバレたのか?
こんなツイートがきっかけでした。これは2017年10月8日の一橋大学の経済学部4年生(当時)の男子年生の匿名アカウントによるツイートです。
(※上記画像の拡散を厳禁します。上記画像を流布することは名誉棄損にあたります。私たちは本人を特定しましたが、再三の働きかけにもかかわらず削除しなかったため、弁護士に依頼し民事・刑事告訴手続きをすすめました。1年後、居所に内容証明を郵送したところ、ようやく当該ツイートが削除されたものです。当該学生はデマを流布させた件について一切謝罪せず、社会人としての責任をなんらとらないまま、現在もとある大企業に就職しています。上記画像を拡散した場合もちろんARICへの名誉棄損になります。)
ARICに対して、
「その団体の名前はARIC、百田尚樹氏の講演潰した団体に同じ。個
人的にも胡散臭い」
「一橋に蔓延る某エセ人権団体」
「肩パンをしに行って相手の暴行を誘発」
「虚偽の内容をハラスメント相談室に持ち込んで」
などと言ってますが、完全なデマであり、誹謗中傷です。
また、以下のマンキューソ准教授に関する指摘も完全なデマです。
(ARICによるハラスメント委員会への訴えで)「授業が1年停止」
考えればわかりますが、ハラスメント委員会でいかなる処分も下されていない以上、「授業が1年停止」されることなどありません。
じつはこのように一橋大学の学生が匿名アカウントをつかい、面白おかしくARICと私への誹謗中傷をはじめるという現象が、一橋大学の後期の授業(秋学期)開始時である2017年の10月初から突如急増したのです。
これらの匿名アカウントを使った一橋大学学生の誹謗中傷のネタ元は、当然マンキューソ准教授以外に考えられません。
マンキューソ准教授が英語の授業で私とARICの実名を出して吹聴していたデマの中身。
調べてみるとマンキューソ准教授が堂々と自分がうけもつ英語の授業を使って私とARICの実名を挙げながらデマを流布していたことが発覚しました。具体的に私たちが確認したマンキューソ准教授による英語の授業を使った誹謗中傷の一例をあげると、
・梁英聖が在日朝鮮人で、過激な極左であると発言。
・2016年12月14日に行われたARICの研究会襲撃事件について、12月14日にマンキューソ氏は学習会に参加して言論の自由について話そうとし、参加しようとしたが、ARICから暴力的に追い出されたと発言。
・2016年12月20日の授業後に、ARICは大勢でやってきて、マンキューソ准教授に暴力をふるった、うち一名はそれをビデオカメラで撮ろうとしたが、失敗したと発言。
・梁英聖はあたまがおかしいと発言。
・ARICは一橋大学を壊していくと発言。
・ARICはナチだと発言。
・ARICら左翼が政治的に大学を左傾化しようとしている、一橋大学は産業エリート学生を輩出してきたが、もうそんなことはできないと発言。
・ARICが百田尚樹講演会を潰したと発言。
繰り返し書いていますが、私たちが暴行した事実は一切ありません。このようなデマを、マンキューソ准教授は授業中に堂々と吹聴していたのです(しかもこの授業を使ったデマ流布は2017年後期だけではなく、それ以後から今日まで2年近く継続しているのです)。
読者は、こんなデマを信じる学生がいるのか、と思うかもしれません。しかし学生に対しての影響は絶大です。現に、2017年10月にデマを流布した直後に、シンパの学生が匿名アカウントをつかってツイッターで私とARICを誹謗しはじめたのです。しかも誹謗する学生は何人も現れたのです。
これこそまさに差別煽動です。デマの流布経路は次のようなものでした。
1.デマの発信源はマンキューソ准教授
2.一橋大学の英語の授業でマンキューソ准教授が梁英聖が暴行したなどと発言する
3.受講生のうちそれを信じた学生(あるいは面白がった学生)が一橋大学の内外に噂を広める。
4.ネットでも噂を匿名アカウントを使いツイッターでデマを流布する
5.ネトウヨがそれを拡散(2017年6月の百田尚樹講演会事件の直後)
これによって私個人にもARICにも、非常に深刻な差別や脅迫が押し寄せました。しかも2017年は6月に百田尚樹講演会事件があったばかりだったのです。
それだけではありません。マンキューソ准教授は、学生が匿名アカウントで私とARICを誹謗したツイートを活用して、私とARICを攻撃しはじめたのです。
大変興味深いことに、マンキューソ准教授は自分から積極的に「梁英聖が暴行した」とはいわないのです(彼自身が私が殴った事実などないことをよく知っているからです)。そのため、自分が安全にデマを流せる英語の授業で学生にデマを流し、面白がった学生が匿名アカウントでながしたフェイクニュースを根拠にして、マンキューソ准教授が私とARICのデマを拡散するという、巧妙な戦術をとっていたのです。(これについては回を改めて書くことにしましょう)
このようなデマをもとに対象(ここでは私とARIC)に対して容赦の無い誹謗中傷を拡散させる行為は、まさに日本社会で日々再生産されているヘイトスピーチやフェイクニュース拡散と同じ形をしているといえるでしょう。
それを裏付けるようにマンキューソ准教授は、Twitter上でも私とARICに対するデマをツイートし、なんとそれを極右の言論人として有名な百田尚樹氏やケントギルバート氏のツイッターアカウントに送っていたのです。こちらがその証拠となるツイートです。(しかもいまだに削除されていません)
デマによって学生を煽動しているだけでなく、数十万のフォロワーを持ち、安倍晋三首相とも懇意な極右に対して、公然と応援を求めて、一学生である私と学生団体であるARICを攻撃させようとしていたのです。
このようなことを繰り返しているような教員に対して大学側が何も対応を取らないことが果たして許されていいのでしょうか?
私たちはこれからもマンキューソ准教授の継続する授業でのハラスメントに屈することなく、一橋大学に対してあくまでもマンキューソ准教授に責任をとらせるための解雇を求める所存です。
今回は以上になります。
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