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一橋大学ジョン・マンキューソ准教授によるハラスメント(2)~事件の発端、ARIC研究会襲撃事件
こんにちは。梁英聖です。
さて、前回の記事でお伝えした通り、一橋大学のジョン・マンキューソ准教授は、私梁英聖とARIC(反レイシズム情報センター)を、じつに2年半にわたってデマやハラスメントによって嫌がらせを続けております。
(こんな感じです↓)
I was attacked by the leader of ARIC! He attacked me two times. He filed a false claim against me. He is a liar and violent! @hyakutanaoki @KentGilbert01 @antiracism_info @AricHateWatch @rysyrys pic.twitter.com/nS3M6rQcqt
— John Mancuso (@japan_john) June 28, 2018
いったいなぜ、こんなことが起きているのか?
今回はその最初の事件、2016年12月14日夕方に一橋大学国際研究館で発生したマンキューソ准教授によるARIC研究会襲撃事件について、説明します。
忘れもしない、2016年12月14日。
米国でトランプ大統領が当選した直後のこの日、私たちは仲間の研究者・学生と共に、緊急企画として「世界で台頭するポピュリズム/排外主義と日本」という公開研究会を企画していました。
この研究会の開会直前に、一人の正体不明の白人男性がやってきて、鬼の形相で乱入するや否や、Fワード乱発の英語で怒鳴り散らして研究会をぶちこわしたのです。
その正体不明の白人男性こそ、わが一橋大学のマンキューソ准教授だったのです。
(信じられますか? 大学教員が学生がやっている研究会を妨害する。しかも匿名で妨害するなんて…。)
しかし、その正体を知ったのは、翌日でした。
なぜか。
それはマンキューソ准教授はなんと、一切自分の名前も所属も語らなかったからです。私たちがどんなに名前を名乗ってほしいと言っても、一切無視でした。唯一かれが自分について語ったのは、自分がトランプのために働いている、ということだけだったのです。
そのため、私たちは当時、本当にトランプを信奉する白人至上主義者が、トランプに批判的なARICの研究会をぶち壊しに来た、と考えたのです。そして警備など、あらゆる対策に追われていたのです。なぜって、本当に、ヘイトクライムが起きる、と思っていましたから。
(みなさんどうか「大げさな」などと嗤わないでください。2016年12月当時でさえ、トランプ大統領の当選によって、ヘイトクライムが煽動されている危険性は十分に理解されていました(この記事など参照)。私はレイシズムを研究する研究者として、レイシズム煽動については最悪のことを想定せざるを得ないのです)
当時、私はこのようにツイートしていました。
帰宅。ARIC緊急企画「世界で台頭するポピュリズム/排外主義と日本」 https://t.co/FCfMHqejKu は無事終了。他大学からも参加者があり、よい質問も頂いた。だが、一番ビックリしたのは、イベント直前に白人男性のトランプ主義者が妨害に来たこと。しかも英語のみで罵倒。
— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) December 14, 2016
ARICでイベント・学習会を開く時には、必ずネトウヨの妨害対策をしてるので、問題なかったが、英語しか話さない、トランプ主義者が突如乗り込んでくるのには、さすがに想定外。英語に堪能な学生ボランティアに丁寧に対応してもらい、難なく対処。だが、大変不気味。いったい、何が起きているのか。
— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) December 14, 2016
そいつは英語でしかしゃべらず、ひたすら私をYou are racist!などと罵倒し続けた。私が朝鮮人Koreanであることを問題にしし続けた。私の出自を執拗に問いただしたトランプ主義者は、「お前こそ誰だ」という問いに絶対に答えず、連絡先も教えなかった。英語で妨害しにきただけ。
— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) December 14, 2016
背の高い40代ぐらいの白人男性のそいつはハッキリと、ドナルドトランプのために働いている、と言った。なぜARICを妨害しにきたのか。トランプ批判イベントである点以外に理由が思いつかない。非常に不気味であり、それ以上に危険である。トランプ主義者というのは、どうやらホントにいるらしい。
— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) December 14, 2016
とりあえず、忙しいので今日はこの辺で。言っておきますが、ARICも私も、どんな妨害にも、暴力にも、屈することはありません。批判は歓迎しますし、論戦は受けて立ちますし、妨害は跳ね除けますし、差別や攻撃は証拠を保全して晒し、必要に応じた手段と機をみて対抗します。
— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) December 14, 2016
正直、行間に動揺がにじんでいるとはいえ、いま読んでも、襲撃のダメージについてはなるべく小さく見せようとけなげな努力をしていることがわかります。私たちは次の襲撃や最悪ヘイトクライム発生がありうることを気にして、白人至上主義者に弱みをみせまいとしていたのでした。次のようなツイートもみられます。
まあ、妨害しにやってきたトランプ主義者の存在のおかげで、イベントのテーマである「上からの差別煽動」の効果を説明する手間が大幅に省けたのはよかった。改めて政治による差別煽動が、市民が差別するハードルをいかに下げ、差別することをいかに合理化・正当化するのかを目の当たりにした。
— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) December 14, 2016
強気のツイートですね。しかし実際には、こんな余裕なんてありませんでしたよ。
残念なことに、マンキューソ准教授の襲撃事件のトラウマによって、二度と研究会に来れなくなった学生も複数名いるのです。
そして私個人はといえば、修士論文提出締め切り一か月を切っていました。この事件のせいで、私はその直後から深刻な食欲不振や睡眠障害のため、修士論文執筆・仕上げに多大なる支障をきたしました。卒業できたのは奇跡です(いま振り返っても、どうやって書きあげたのか不思議です…)。
この12月14日のARIC研究会襲撃事件が発端となり、マンキューソ准教授が私とARICを2年半ちかくもハラスメントを続けることになりました。
この12月14日事件については、まだまだ書くことがあります。私以外の被害も6名分の証言もありますし。それにマンキューソ准教授が具体的に何を言ったのか。次回以降、書きます。
(私の修論執筆が妨げられたことを抗議した私について、マンキューソ准教授がどんな酷いことを言ったのかなど、書ききれなかったので、これもおいおい書きます。いったい、どれだけ酷い事件があるんでしょう…)
※事情をもっと詳しく知りたい方は、マンキューソ准教授が私とARICを最初に攻撃してきた2016年12月の研究会妨害事件直後に作成し一橋大学に提出したこちらの資料をお読みください。大学から回答はありません。
(こちらで「差別・ハラスメントのない大学教育・研究環境の整備に関する要請書」のPDFを公開しています。)