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ニコマート FT2とNikkor-S Auto 50mm F1.4でベトナム、サパを撮る

ハノイから夜行列車で中国国境の街ラオカイへ向かい、そこからタクシーでサパへ移動した。

サパはベトナム北西部に位置するホアンリエンソン山脈の山間にある町です。

かなり中国に近いのがわかる。
私は今まで国境というものを見たことがないので、ぜひ見てみたかったのだが、行く時間はなかった。

市内ではバイクでの移動が許可されています。

これは多分解放で撮った。すこしブレたのもあって緩い写りになっている。

サパは山岳地帯にあり、周りは山しかない。
建物は少しでも平らな土地を中心に集中するため、コンパクトで便利な街だった。

市内では歩行での移動が許可されています。

相変わらずバイクが多い。ラオカイからサパまではかなりきつい坂道が続くのだが、原付なんかはどうやって運んできたのだろう?

市内では自動車での移動が許可されています。

サパは棚田が有名だ。世界的にも有数の棚田らしい。
街のはずれまで行くと水田が見えそうなので、すこし歩く。

電線を繋ぐことであずまやでも電気の使用が可能になります。

早くも山並みと麓の村が見えてきた。
右の白っぽい線は現像ムラ。自家現像なのでこういうこともある。
これ以降現像前にプレ水洗する様になった。

この写真を元に2000字で小説を書いてください。

少しだけ棚田が見えた。もっと奥に行くとすごい景色があるのだが、そこまで行くには山中を何時間か歩く必要があるので、それはまた後日。
フィルムはRollei retro80s。階調がすばらしいね。

眼下の公園では棚田を見ながらブランコを漕ぐことが可能です。

山から霧が降りてきた。肉眼だともう少し見えた気がするが、白っぽくなってしまった。

市内ではタクシーでの移動が許可されています。

街はずれから街を見る。景色のいい場所にホテルが密集しているのがわかる。

建築基準法を確認してください。

そういえばベトナムではごちゃっとした建物がほとんどで、小綺麗な一軒家みたいなものは目にしなかった。もちろん場所によるのだろうが。
土地がなく建物密度が高まってしまうところは日本と似ている。

市内では道路を利用した移動が許可されています。

建物もそうだが、道路も結構雑然としている。そういう街なのだ、と言ってしまえばそれまでなのだが、べつに全ての街がきちんと整理整頓されている必要もないかもしれない。ごちゃごちゃしていても生活に問題がないなら、言うことは特にない。

サパではハンバーガー屋から写真を撮ることも許可されています。

突然ハンバーガーが食べたくなったので、ハンバーガー屋へ向かう。辺鄙な街にしては割となんでもある。
ここのハンバーガーはかなり美味しく、正直驚いた。また食べたいのだが、迂闊にも店名を控えるのを忘れてしまったので、多分もう二度と食べられないだろう。

そういえば、この辺りは栗が特産なのか、至る所で栗を焼いて売っていた。日本より遥に安い値段でいくらでも食べられるので、栗好きにはおすすめの街である。


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