両眼

フィルムと写真 キャプションは自分で書いています。

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最近の記事

東京スナップ with α7ii TTArtisan 50mm f2

こんにちは。 友人からTTArtisan 50mm f2を借りたので、さっそく外に飛び出して写真を撮って来た。なかなか良いレンズでしたよ。 使ってみた感想は最後に。 カメラは α7ii ケラレているのはPLフィルターを付けていたためで、レンズの性能のせいではない。 使ってみた感想 写りについて 中心の解像感はとてもよく、オールドレンズ風とはいえオールドレンズとは違うなと感じる。 周辺と四隅はそこそこ流れる。オールドレンズだと思えば気にならないレベル。流れ方に嫌な感

    • フルサイズで中判用レンズを使いたい

      マミヤRB67→Eマウントのアダプターがほしい ライカ→SONYのような、ふつうのオールドレンズ遊びにも飽きてきて、3Dプリンターとか使ってなんかできないかなーと考えていたところ、マミヤrb67のレンズをα7iiにつけたらどんなもんだろうかと思いついた。 使いたいのはマミヤ セコール NB 90mm f3.8 ボディはα7ii 既製品にはそんな変なアダプターはないだろうと思いつつ、いちおう調べてみたところ、あった。なんであるの? 今回はちょっと遊びたいだけだから、既製

      • 自家現像はいくらかかるのか?

        以前、自家現像しようという記事を書いた。 私が始めたのはお店に出すと高い、というのがまずはあった。 実際、一回当たりのコストは下がっているはずだが、正確なところはわかっていない。 気になる人も多いだろうし、一度計算してみようと思う。 固定費自家現像に必要な器具をそろえるための費用。 使っているものは以下。あくまで買った当時の値段。 ・現像タンク:4500円 ・ダークバッグ:2500円 ・フィルムピッカー:1400円 ・バット:110円 ・ビーカー*4:440円 ・温度計:

        • Tamron 500mm F8 さてどんなレンズや?

          500mm単焦点? 500mmの単焦点レンズなんてさぞお高級なレンズでしょう、と思いきや定価で5万円くらい、私は北村写真機のジャンクコーナーで700円で手に入れた。 ミラーレンズという特殊なレンズのため、超望遠にもかかわらず軽量コンパクト。 しかし電子接点はなく、マニュアルフォーカスで絞りはF8固定というかなり曲者レンズでもある。 マウントは特殊な形状をしており、アダプト―ルというアダプタを使ってボディに装着する。私はNikon Fマウント用アダプタを利用した。 上記の

          自家現像しよう(カラー編)

          モノクロの自家現像については前回紹介したので、今回はカラー編。 どうせモノクロの自家現像をするならカラーもやってしまおう。薬品以外は同じ道具を使えるし。 準備①現像液、漂泊液、定着液を作る。 ②液体の温度を調整する。 ③フィルムをタンクに入れる。 ①現像液、漂泊液、定着液を作る。 私は写真創庫で売っているオリエンタルカラーBANを使っている。 以下配合の例。参考にされる方は自己責任で。 ・BAN-1R(現像液)  水    :625ml   A液    :60ml  

          自家現像しよう(カラー編)

          長巻きフィルムを使う

          長巻きフィルムというものがあるらしい。100ft(30.5m)単位で売っていて、ふつうのフィルムを買うより安く手に入るという。 30mもあるフィルムをどうやって使うのか。もちろんそのままカメラに装填はできないので、フィルムローダーという長巻フィルムをパトローネに巻く器具を使って自分で巻く。 巻いたフィルムは普通に使える。長巻フィルムのほうが単位長さあたりのフィルムが安いので、結果フィルム1本分のコストも下がる。 ただし、フィルムを自分で巻いているため、お店に現像依頼すると

          長巻きフィルムを使う

          自家現像しよう (モノクロ編)

          モノクロフィルムをお店に現像依頼すると高いし、ラボに発送する関係で2週間とかかかるし、いっそ自分でやってしまおう。 まず事前準備①現像液、停止液、定着液を作る ②水温を合わせる ③フィルムを現像タンクに入れる ①現像液、停止液を作る 現像液:D-76の場合、415gで3.8Lできるので、71gで650ml(‎Jian Chengのタンクでフィルム2本分)作る。 停止液:クエン酸を使う。650mlの水に10gのクエン酸を入れる。 定着液:パッケージに従って希釈する。 ②水

          自家現像しよう (モノクロ編)

          OLYMPUS E-M1iiiとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8でベトナム、サパを撮る

          夜行列車に乗ってハノイからラオカイに到着。各車両に5つほど部屋があり、部屋には二段ベッドが二台ついている。ベッドは狭く、毛布は祖母の家のようなにおいがする。 ひとり分のスペースがあまりに狭いので、写真も撮れなかった。 早朝にラオカイ駅で列車を降りる。と、改札を出た瞬間にタクシーの運転手二人に客引きされる。どうやらこの町が目当てでないことは知っているらしい。サパに行く予定だというと即座に、おれのタクシーに乗れと勧誘される。 こういうのは当然ぼったくりに決まっているのだが、バ

          OLYMPUS E-M1iiiとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8でベトナム、サパを撮る

          ニコマート FT2とNikkor-S Auto 50mm F1.4でベトナム、サパを撮る

          ハノイから夜行列車で中国国境の街ラオカイへ向かい、そこからタクシーでサパへ移動した。 かなり中国に近いのがわかる。 私は今まで国境というものを見たことがないので、ぜひ見てみたかったのだが、行く時間はなかった。 これは多分解放で撮った。すこしブレたのもあって緩い写りになっている。 サパは山岳地帯にあり、周りは山しかない。 建物は少しでも平らな土地を中心に集中するため、コンパクトで便利な街だった。 相変わらずバイクが多い。ラオカイからサパまではかなりきつい坂道が続くのだが

          ニコマート FT2とNikkor-S Auto 50mm F1.4でベトナム、サパを撮る

          バルナックライカiiifとエルマー5cm f3.5で川辺を散歩する

          5月も半分過ぎて、だんだん暑くなってきた。今日は30度を超えたらしい。 「なんか今日あっついな」とか言いながら袖を捲くって写真を撮ろう。5月は写真映えする季節だ。 1ヶ月前より空が青くなっているじゃないか。気のせいか? でもあらゆる場所で、1ヶ月前より緑が生い茂っているだろう?これは気のせいではない。 絶好の写真日和だ。いま写真を撮らないで、いつ撮るのか? 晴れの日は電柱を撮る。 フィルムはフジプレミアム400。淡くならずしっかりと写る。 エルマーは沈胴式なので、撮影時は

          バルナックライカiiifとエルマー5cm f3.5で川辺を散歩する

          OLYMPUS E-M1iiiとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8でベトナム、ハノイを撮る

          前回、ニコマートとNikon 50mm f1.4で同様の記事を上げた。 今回は併用したE-M1iiiと12-40mm f2.8で撮った写真のはなし。 バイクの配置と光源も相まって、うまい具合に奥行き感が出た。 なかなか立派な建物だった。中は見ていない。 スーパーの隣に大量のつぼが重ねてあった。おそらく売り物なのだろうが、こんなふうに外に晒しておいてスコールでも来たらどうするのだろうと気になった。 それにしてもすごい量だった。 チャンクオック寺というところにある十一重の

          OLYMPUS E-M1iiiとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8でベトナム、ハノイを撮る

          ニコマート FT2とNikkor-S Auto 50mm F1.4でベトナム、ハノイを撮る

          2022年の9月。ベトナムに行ってきた。 フィルムはrollei retro80s。私のお気に入りであります。 ベトナムといえばフォー。フォーと言えばベトナム。さっそく食べる。 その日は朝から何も食べず5時間飛行機に乗り、到着したのが午後4時頃だった。 空港からハノイ市内まではタクシーで1時間程度かかるので、腹を空かしていた私たちは割高と知りつつ空港のフォー屋さんでフォーを食べたのである。 あとになって、頂いたフォーは普通の価格の5倍ほどだったとを知る。 タクシーの窓から

          ニコマート FT2とNikkor-S Auto 50mm F1.4でベトナム、ハノイを撮る

          Leica M3 と ズマロン35 mm f3.5を持って新宿へ行ってきた

          LeicaM3とズマロン35mm f3.5をほぼ同時に買ったので、試写のため新宿へ行ってきた。ここならフィルムを調達できるし、撮り終えたらすぐに現像して確認できる。試写にはうってつけである。 1枚目。ちゃんと写っている。シャッター幕に穴とかはないようだ。 視差でビルの頭が少し切れてしまった。 M3のファインダーでは35mmの画角が見えないので、外付けファインダーを使った。 使うときはボディのファインダーでピントを合わせ、外付けファインダーで構図を決める。せっかくM型を

          Leica M3 と ズマロン35 mm f3.5を持って新宿へ行ってきた