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バーマジシャンになってみた

専業主夫になって一年が過ぎた。

まぁその間、トレードやらネット販売やらの個人事業で多少の収入は得ていたので完全に社会から離れていたわけではない。だが、音楽劇『ライムライト』の感想でチラと触れたような出会いや、最近愛読している廣木さんのnoteに触発され、マジックを通じて社会貢献してみたいと思うに至った。


そこで、知人のお店でバーマジシャンをやらせていただけるようお願いし、快諾してもらった。当面、日曜日の夜限定で演じさせていただくことになり、初回は4/28であった。今日5/6は月曜日であったが昨5/5が閉店だった振り替えということで今日が2回目。まだまだ駆け出しであるが、引き続き楽しんでやっていきたいと思う。

ここのマスターは、元々マジックがお好きだったようで、ふとしたことでお知り合いになれたのが奏功した。特に、2018年4月に開催したpook祭、及び同年11月に開催した大人の文化祭でマジックをご覧いただけたのが大きかった。
このふたつのイベントは、いろいろなスキルを持ったオトナ(マッサージや料理、アクセサリー制作、ITなど)が童心に帰り、皆で集まって文化祭を行うというものだった。幸い成功を納めることができたが、如何せん半年に一度のマジック披露では物足りないなと思っていたところ、マスターの方でもお店でマジックを演出することに興味を持ってくださっていたのだ。

というわけで、お互いの気持ちが重なり、私は50歳にしてバーマジシャンデビューを果たしたというわけだ。

わたしは、巷に数多いるマジシャンたちとはちょっと違って、いわゆるマジック業界と接点を持っていない。なので、マジシャンで私のことを知っている人はほとんどいないと思うが、それでも、私は私の美学を持ってマジックを演じている。
それについてはまた機会を見つけて書いてみたいと思う。

今日5/6に私が演じたマジックは、30年前にやっていたマジックとほぼ変わらないことに気づき、自分でも驚いた。その間、いろいろなことを学び、知識は増えたし、スキルも上達した部分はあると思うが、自分が他人(一般のお客様)にご覧いただきたいマジックは変わっていなかった。
それはそれで誇るべきことだと思っているが、今後、同じお店でふたたびお会いするお客様にどういう演目をご覧いただくか。二度目三度目くらいまでは対処可能と思うが、それから先のことを考えると、新しい演目を取り入れる必要がありそうだ。それもまた楽しみである。

最後になったが、この件については愛妻の協力無しではなし得なかったことを付記しておきたい。現在2歳10ヶ月の我が子グスタフを愛妻に任せて外出させてもらっている。最大限の感謝を表したい。

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