長嶋邦英_Raise Value LLC.
IPO準備会社、上場会社ではいろいろな場面で問題に遭遇します。しかしそれはちょっとした「ひと工夫」で抑止、防止、問題解決することができます。そのひと工夫をご紹介します。
会社・従業員等から求められている「企業法務の在り方」を、企業法務の立場から考えてみます。
TDNET等でリリースされている上場会社の " 発生事実(不祥事) " を参考にして、上場会社の内部監査がやれることを考えていきます。
監査役の在り方は、2023年J-SOX改訂によって大きく変化します。どのように変わるのか。会社/監査役はどのようにしていくのか。この点を一緒に考えましょう!
管理系部門は毎日が忙しい!それに加えてIPO準備期はさらに大変です。でも、それはそれぞれの担当が「やること」と「やる範囲」を整理したらスッキリします。これらをみていきます。
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、規程と業務マニュアルのひと工夫・その5です。 業務マニュアル・きめ細かい内容は何のため? これまでの記事「IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.15 - 規程と業務マニュアル -」、「Part.16 - 規程と業務マニュアル② -」、「 Part.17 - 規程と業務マニュアル③ -」、「Part.18
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、規程と業務マニュアルのひと工夫・その4です。 規程と業務マニュアル・何を書いている? これまでの記事「IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.15 - 規程と業務マニュアル -」、「Part.16 - 規程と業務マニュアル② -」、「 Part.17 - 規程と業務マニュアル③ -」で規程・業務マニュアルに
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、規程と業務マニュアルのひと工夫・その3です。 規程と業務マニュアル・テクニックの落とし穴① 前々回の記事「IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.15 - 規程と業務マニュアル -」、前回の記事「IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.16 - 規程と業務マニュアル② -」で規程・業務マニュアルについて
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、規程と業務マニュアルのひと工夫・その2です。 規程・業務マニュアルと内部統制・概要② 前回の記事「IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.15 - 規程と業務マニュアル -」で規程・業務マニュアルと内部統制の概要について考えてみましたが、今回ももう少し考えてみたいと思います。 会社の内部統制は、社内規
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、規程と業務マニュアルのひと工夫です。 規程・業務マニュアルと内部統制・概要 今回の記事では、内部統制をご存知の皆さんにとってはすでに「わかりきっている話」と思われるかもしれませんが、これを敢えて皆さんと一緒に考えてみたいと思います。その理由は、最近の不祥事事案を見ていて「この会社の規程・業務マニュアルはいっ
企業法務の業務範囲はとても広いです。専門性の高い業務や、幅広い知識と深めの経験値を求められる業務など様々です。そのような状況の中で、企業法務の皆さんは会社、役員、部門・部署、従業員の方々からの要請・依頼に十分に応えられるかどうか。いろいろな角度を通して、皆さんの会社それぞれの企業法務の在り方を確認してみましょう。 内部統制と法務 今回の記事では、内部統制と法務の関係、これを踏まえて法務の皆さんが内部統制の領域でできることを皆さんと一緒に考えてみたいと考えております。
上場会社での発生事実(不祥事/不正行為)が跡を絶たない昨今、内部監査はその責務を果たすため、どのようにしたら良いでしょうか。 直近事例を内部監査の目線でみていきます。 今回の直近事例は、先般2023年04月改訂のJ-SOX(企業会計審議会・財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準。以下総じて「2023J-SOX改訂版」といいます)に示されている「内部統制の限界」に関連している事案となっています。一見するとこの
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、「リテラシー教育」のもうひとつのひと工夫です。 会社は「リテラシー教育の場」② 皆さんの会社でいろいろな社内教育が実施されていると思います。例えば、ハラスメントやコンプライアンスなど、階層ではマネジメント(特に管理職向け)などがあり、これらのための社内教育・学習システムサービスも多いです。ただ、ここで少し気に
2023年04月企業会計審議会(金融庁)において改訂版・内部統制報告制度(J-SOX2023改訂版)が改訂され、これに伴って監査役/監査等委員の役割の重要性が上がっています。 今回は監査役/監査等委員が見る組織編成について考えてみたいと思います。 監査役として組織編成を見ること 組織編成についての掲載を続けておりますが、とても重要な点でありますのでお許しください。その理由は、組織編成は会社のガバナンスが体系的に示されるものであり、監査役(監査等委員を含み、総じて「監
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、組織編成についてのひと工夫です。 組織編成の気になるところ 組織編成は上場会社やIPO準備期の会社等どのステージの会社に関わらず、とても大切ですし悩みどころの多いものです。なぜなら組織編成は、会社の経営方針と成長過程を具現化するための設計図の一部であり、会社の今を現すだけでなく今後進む方向をも現すものであるか
「管理系部門がIPO準備でやること」について、数回に分けて説明・ご紹介しています。 今回も特定の部門・部署ではなく、組織編成についてです。 組織編成の在り方 組織編成は会社にとって大切です。会社の組織図を見ることで、その会社の今の状況がわかりますし、どのようなガバナンス体制を敷いているのかがわかります。また、その会社の経営方針を具現化しているのか。その会社が事業計画・中期計画で指している成長過程を着実に進んでいるのか。その会社の将来の状況もわかります。例として、その
企業法務の業務範囲はとても広いです。専門性の高い業務や、幅広い知識と深めの経験値を求められる業務など様々です。そのような状況の中で、企業法務の皆さんは会社、役員、部門・部署、従業員の方々からの要請・依頼に十分に応えられるかどうか。いろいろな角度を通して、皆さんの会社それぞれの企業法務の在り方を確認してみましょう。 M&Aと企業法務 皆さんの会社でM&Aを進めようとするとき、そのメンバーに法務の方はいらっしゃるでしょうか。大半は会社の顧問弁護士先生やM&Aの見識の高い
上場会社での発生事実(不祥事/不正行為)が跡を絶たない昨今、内部監査はその責務を果たすため、どのようにしたら良いでしょうか。 直近事例を内部監査の目線でみていきます。 今回の直近事例は上場会社の海外子会社において発生した贈収賄事案ですが、この事案をを題材にもしM&Aした海外子会社においてこのような事案が発生した場合を想定して、具体的なアイデアを皆さんと考えてみたいと思います。想定した状況は、上場会社(またはIPO準備前および準備中)がM&Aした海外子会社で、当該子会
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、M&Aについてのひと工夫です。 会社の成長過程で通る道:M&A 会社が成長していく過程で、M&Aは外せない選択肢になりつつあります。今回このテーマを記事に取り上げる理由は、このような選択肢をIPO前後、特にIPO前にこれを選択して経営計画、中期計画に盛り込んだうえで上場する会社が多いと思いましたので、取り上げ
今回は、会議体を通して内部監査の在り方を考えてみたいと思っております。 会社にとっての会議体 皆さんの会社では、毎日のようにいろいろな場で会議が開催されていると思います。会議の目的、開催のタイミング、出席者等は様々ですが、それら会議体を皆さんの会社ではどのように管理されていますか? 「内部監査の在り方」を皆さんと考える中で、会議体について取り上げることにちょっと不思議に思われるかもしれませんが、内部監査にとって会議体は非常に重要です。なぜなら、会議はあらかじめ定
上場会社での発生事実(不祥事/不正行為)が跡を絶たない昨今、内部監査はその責務を果たすため、どのようにしたら良いでしょうか。 直近事例を内部監査の目線でみていきます。 今回は前回の引き続きで直近事例:子会社・元従業員による不正出金(横領)を通して子会社・事業拠点の不正行為等を発生させないための具体的なアイデアを、皆さんと考えてみたいと思います。 今回の直近事例のポイントは、次のとおりです。 不正行為の原因:人が悪い?・ルールが悪い? 不正行為の未然防止策の決