トラブルの詰め合わせはいかが?
ブリュッセルでやることが無くなった。
というか、小便少女なるアングラ観光スポットに行く為だけにパリから来たようなもんだった。
なので、日帰りアムステルダム行くことに。
当日朝、集合場所に向かい、予定の時間になってもバスが来ない。
まあ、こんなことはよくある。
約20分遅れで来た。
なんなら優秀だ。
少しだけザワついていた胸が20分で収まるなら安いもんだ。
乗り込む。
席がない。
これは普通に予想外。
モバイルチケットを観ると、僕の席は"20A"と記載があり、15までしか列がない。
1度降りて運転手さんに訊くと、
「一番後ろの列番号の書いてないところに座っていいよ!」
と。んなもん分かるかい!てか、国内でも分からんわ!笑
まあ、いい。こんなこともよくあるんだろう。
初のEU圏内でのバスでの国境越え。
パリ→ブリュッセルの際は、ユーロスターに乗りパスポートチェックも何も無かった。
バスの場合はどうかと最近の趣味であるGoogleマップ上で国境を越える瞬間を「あ、越えた」と1人ワクワクして迎えながら、程なくしてバスは止まった。
おそらく、サービスエリアみたいなとこなんだろう。
外にはマクドナルドが見える。
そのままバスに乗っていると、セキュリティなる人が乗ってきた。
パスポートチェックだ。
よくある簡単な質問に答えいざアムステルダムへ。と思ったら、オランダの国境から1時間以上バスが動かない。
何待ちだ?誰かなんかあったのか?と思ったら1人の乗客の荷物になにか入っていたようで、その検疫の時間が死ぬほど取られている。
これもあるあるだ。
陸路で国境を超えるときに数時間待ちなんてザラ。アジアではそう思っていたが、バスでの国境越えはEU圏内でも時間かかるのね。
結論、数日滞在で色んなところに行きたい場合は、時間をお金で買ってユーロスターで移動した方がいいよねと勉強になった。
僕の場合は、ハプニングも楽しみの1部と捉える為、何が起きても別にいいと思ってるからいんだけどね。
日本のありがたみが深まるし。
ほんで、彼女はどっか連れてかれたね。何したんだろ。
運転手さんに訊いても分かんないってさ。
11:45分着アムステルダム行きは結局さほど遅れることなく(僕の中では)13:30につき、ゴッホ美術館に行き、終始マリファナの匂いに包まれ、飾り窓なる観光地に行く事ができた。
因みに帰りのアムステルダム→ブリュッセルは国境越えの時パスポートチェックもなく、ノンストップで2時間半で着いた。
抜き打ちとかなのかな。