詩(いつかの夕暮れ)


いつかの夕暮
たしかに分かった
宿命のようなもの
それから季節は螺旋になり
どこへ行っても
ここしかなかった
ここはどこ
ここはどこの細道ぞ
うたってゆけば
一緒に
ゆくひともいて
これが生活ということかと
夕暮れ
うどんを食べて
ふたり 水を飲む
いつかの夕暮
たしかに分かった
宿命のようなもの
それから季節は螺旋になり
どこへ行っても
ここしかなかった

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