人を救うという仕事とその気持ち

夏休みの終わりまでもう一週間もありません。終わりまで、殆ど、バイトと会社のカジュアル面談・面接があるぐらい。なんとなく、進路の事でメンタルや情緒が毎日不安定です。

昨日もバイトがありました。
ちょっと、余談ですが、昨日のバイトが終わった夜、1人アパートでお酒を飲むことに挑戦しました。お酒慣れした方がいいのかなと思い、またちょっと飲んでみたいかもという思いもあり、コンビニで1つ買いました。「ほろよい　アルコール度数３％　白いサワー」。正直、めちゃくちゃ飲みやすかったです。最初に飲んだお酒が、日本酒とシャンパンだったからかもしれないけれど、このほろよいは凄く飲みやすくて、ジュースみたいでした。カルピスソーダ味のアルコール飲料でした。ジュースみたいだなと思ったけれど、飲んだ後に、喉の奥ら辺がぽわーっと熱くなる感覚がして、アルコールが入っていることに気付きました。まだ、そのアルコールを飲むという行動に躊躇いと怖さがあります。無理なく挑戦していきたいです。また、お酒は薬の作用もある、と母は以前言っていました。ほろよいを飲んだ日は、精神薬は飲まなかったし飲めませんでした。最近、メンタルや情緒が凄く不安定だから飲んでみよう、そして充分な睡眠を取れるようにという気持ちで飲みました。飲んだら美味しかったし、気分が明るくなったりもしました。多分だけれど、お酒飲んだら、私、人格変わると思います。社会人の方々が、仕事終わりにお酒を飲みに行く理由が少し理解出来たような気がします。
お酒を飲んだ次の日の朝、昨日は酔うほど飲んでいなかったので、朝、心も体もすっきりしていました。しっかりと寝ることも出来て、良かったです。依存症にならないようには、本当に気を付けたいです。

余談が長くなりました。すみません。本題入ります。
警備のバイトを始めて、約6ヶ月ほどになりました。丁度、1人暮らしを始めた時と同じタイミングで始めたバイトです。最初は１ヵ月だけ、と言っていたはものの、社内の雰囲気や会社員、バイトさんの人柄が良く、なんとなく続けられています。今までのバイトの中で最長です。
警備のバイトは、主に、車の交通誘導や歩行者の誘導をしています。工事現場だったり、スーパーの駐車場だったり、サッカーや野球のスタジアムの近くに立っています。チームワークがとても重要になってくるので、個人の判断で、車や自転車、バイクの誘導は出来ません。事故に繋がるからです。毎回、無線機やトランシーバーで報告しています。

昨日のバイトは、とある大きなスーパーの駐車場の入り口と出口の車の誘導でした。あまり、具体的に言うべきではない話だとは思いますが。スーパーから出る車と一般道路を走る車との折り合いを付けながら誘導する、それをサポートしていました。

夕方、スーパーにいらしたお客様の1人が転倒し、救急車を呼ぶ事態になりました。スーパー前の一般道路は片側一車線道路でした。救急車の音が近づき、見えた時、トランシーバーから「横断歩道の向こうまで行って、車を端に止めさせて！」と言われ、走って一生懸命止めました。救急車がもう一台、数分後に違う場所へ走ってきました。
私は驚きで固まってしまっていたけれど、一瞬の判断と行動で、冷静になりながら一般車両を止めて、緊急車両を促すようにしている警備員を見て、人を救う気持ち、守る気持ちが強い仕事だと感じました。救急隊や警察官など直接的に救うという仕事ではないかもしれないけれど。正直、人を守る、救うという気持ちをあまり今まで抱いたことがなく、この様な仕事の感情が理解出来ませんでした。最低かもしれません。人一人が何かしら、事故を起こした時、事故現場に直接いた人だけでなく、その周りにいる人、昨日みたいに救急車を促したりする人と、大勢の方の協力が必要になる事を目の前で知りました。人を救う人、救う人に憧れてそれになろうと努力する人を凄いと改めて思いました。

行動は出来たけれど、何も出来なかったという感覚があって、自分にも周りの人に対しても申し訳なかったです。次に、活かせられたらと、また、何かしら就活でも1つの経験として活かせられたらと思います。