2020年秋アニメランキング 中間報(11月末時点)

先月の記事に続き書きます。
次回は秋アニメランキング確定版を12月末更新、別で年明けに年間アニメランキングかな。

はじめに

ちょっと前回から評価項目をいじってます。
自分が観てる時の感覚で重視してるのが
シナリオ・構成>世界観(好み)=キャラ>作画=音楽=演出
って感じなのでシナリオが評価に直結するように配点を調整。

[評価項目解説]
1.シナリオ(構成)...全体を通しての話の筋の通り方、組立のうまさ、台詞回し、テンポなど。
2.シナリオ(内容)...一話ごとの面白さ、継続性、爆発力、惹きつけられる内容か、次週への引きの良さなど。
3.キャラ・アフレコ...キャラクターのパーソナリティ的な魅力・個性、キャラデザ、声優のアフレコが合ってるか。
4.作画・音楽・演出...作画のクオリティ、OPED/劇伴のクオリティ、アニメーションとしての演出のうまさ。
5.世界観・好み....世界観・設定のうまさ(ほぼ個人的な好みなので補正ポイント枠)
※全て主観なので、認識異なる点あってもご容赦ください。異なる意見や賛同は是非コメントで。

記事の構成は前回同様にします。

では、本題へ。

2020年秋アニメランキング中間報(11月末時点) 1位-10位

1位 無能なナナ
毎週の引きが半端ない。こんなに緊迫感持って前のめりで楽しめる、内容で勝負できる作品は数少ないと思う。畳み方次第では今年一位もあり得る。
2位 アクダマドライブ
序盤ほどのテンポの良さ、会話の痛快さは無くなってきたが安定して毎週面白い。最新話ではついに詐欺師に大きく動きがあり、決着のさせ方が凄く気になる。
3位 ひぐらしのなく頃に 業
構成の鬼。鬼騙し、綿騙しと考察する要素をめちゃくちゃ残して視聴者を”騙し”まくってる。年内放送は出題編onlyだろうけど祟騙しではどんな変化があるのか楽しみ。
4位 憂国のモリアーティ
安定してクオリティの高い質アニメ。パターンはある程度決まっているが、ついにホームズも登場しよりハイレベルな頭脳での殴り合いが展開されそう。オープニングがクソかっこいい。
5位 魔女の旅々
一話完結型なので相変わらずエピソードによって波はあるも、全体的にハイクオリティを維持。特に9話は個人的に好み直撃の救いようのない話で素晴らしかった。イレイナさんの絶望顔好き。
6位 ゴールデンカムイ 3期
3期は序盤ほぼギャグ路線だったが、中盤から時折挟んでくるシリアス回がどれもめちゃくちゃ面白く、心を抉る。アシリパさんと杉本は今期放送中に合流するのか?
7位 トニカクカワイイ
先月末から大躍進。自分でもびっくり。
序盤は設定もキャラも掴めずで微妙だと思ってたけど、3-4話以降の夫婦コメディの本編は非常に面白いし、テンポもいい。
あとは司ちゃんがトニカクカワイイ。
8位 ごちうさ 3期
キャラの動かし方が他のアニメと一線を画してる。特に最近はチノちゃんの成長エピソード多めでとてもいい。ギャグも面白くてやはりきららのエース枠。
9位 ハイキュー TO THE TOP
キャラの深掘り方は流石で、敵チームにも感情移入させてくるのはとてもいい。
試合も淡々としているようでしっかり熱くなるポイントが随所にあり良い。
作画と演出が全盛期を知ってしまってるだけに本当に惜しい...。
10位 ストパン3期
7話を筆頭にキャラの絡みとギャグが冴えてきて本領発揮。ここまでは安定なのでそれぞれの当番回終わってからの締めにどう入るかで最終評価分かれそう。エイラとサーニャの絡みとてもいい。

2020年秋アニメランキング中間報(11月末時点) 11位-20位

11位 プリチャンシーズン3
安定枠。アリスがついにライブして、ソルルもデビュー。これからイブとの絡みで本題に入っていきそう。来週幕張ライブ現地参戦予定なので楽しみ。
12位 体操ザムライ
ようやくちゃんと体操をし始めた。
玲ちゃん絡みの話はとても面白いし、玲ちゃんのキャラクターも凄く魅力的で良い。
スポーツとしての熱さがもう一段欲しいが、レオの絡みのおかげで進展がありそう。
13位 ラブライブ 虹ヶ咲
キャラによってだいぶシナリオのクオリティに差がある印象だが、全体としては上手く纏まってると思うしみんな可愛く表現されてる。特に彼方のエピソード・曲が好き。お当番回終わりだと思うのでアニメとしてうまく締めて欲しい。
14位 呪術廻戦
正直評価が難しい...。シナリオ的にも作画的にもクオリティは非常に高いが、特段新しさ(新鮮さ)を感じない。今のところキャラに魅力を感じないので、その辺りを深掘りしていけば化けるか。原作勢は楽しめそう。
15位 おちこぼれフルーツタルト
下品さがどんどん爆発してきてて、最近はロコちゃんのブロッコリーより仁菜ちゃんの胸ネタがメインになってきてる。
キャラ可愛いし笑えるが、主軸となるテーマが薄い分爆発力に欠ける。
16位 ダイの大冒険
ついに島の外に出ての冒険が始まり、王道展開で無難に面白い。クロコダイン戦でのポップの勇気覚醒シーンは良かったが、その他は土曜の朝枠らしく無難な進み方。この手の作品は終盤盛り上がると思うのでそれまではこのくらいかも。
17位 グレプリ
枝村の父親から、ローランの過去の話まで出てきて物語の核心部分に入ってきた。あまりこの手の作品はこれまで見てきていないが、最後数話でどうまとめるかに注目。
中盤飽きてたので評価は厳しめだが伏線回収次第では評価が上がるかも。
18位 魔法科高校の劣等生2期
おとぼけの来訪者リーナとの一戦を交えてからその他要員含め苦戦を強いられるお兄様たち。シリアスな雰囲気は継続も、いまいち盛り上がりどころないまま中-終盤に入ってしまった感。
アニメとしてのクオリティ、キャラ付けはとても良い。
19位 神様になった日
ギャグアニメとしては面白いが全体としては期待を大きく下回る仕上がりに。泣ける路線へ原点回帰と謳ってたキャッチコピーはなんだったのか...。いよいよ8話で核心に迫るエピソードを入れてくるも、Charlotte同様終盤詰め込みになりそうで怖い。
20位 シグルリ
キャラの魅力は今期アニメの中でも随一だと思うのだが、いかんせんシナリオ・演出と少し噛み合ってない印象。シリアスにもう少し振り切れるとより面白くなりそうだが...。
8.5話で総集編挟んだのは設定の振り返りとしてもよかった。

2020年秋アニメランキング中間報(11月末時点) 21位-31位

21位 魔王城でおやすみ
出オチアニメかと思いきやさまざまな視点でギャグを入れてきて面白い。勇者たちよりも登場回数の多い魔王軍のキャラクターの方に愛着が湧いてくるのは必然か。
スヤリス姫自身に可愛さはあまり感じないので、好み度は低め。
22位 いわかける
王道スポーツものとして面白い。大会のシーンもツッコミどころはたくさんありつつも熱く描けていたし、初心者ならではの敗退理由も現実感あって良かった。演出が全般的に少し古臭い。
23位 アサルトリリィ
あいも変わらずの百合アニメ。キャラ覚えられないと思ってたらユユとリリの子供できて笑った。たぶん次回からユリの処遇を巡った抗争が始まるんだろうけど、締め方次第で評価が大きく変わりそう。
24位 安達としまむら
序盤よりは作品の性質の理解ができてきた。
独特のテンポが自分には合わないのと、キャラ魅力が刺さらないので個人的には評価低め。台詞回しを楽しめるかどうかなんだと思う。
25位 ダンまち 3期
シナリオしては悪くないがベルに感情移入ができなさすぎて同情できず、話にのめり込めない。作品通じての組織vs組織の演出をより際立たせて欲しい。ヘスティアは相変わらずいいけど影は薄い。
26位 D4DJ
バンドリ一期と同じ匂いを感じる...。
違いとしてはバンドリは台詞回しに割と魅力があったと思うが本作は不自然、かつアフレコが凄く弱い。
ライブシーンとモデリングは悪くないので全体的にアニメとしてのクオリティを上げてもらいたい。
27位 IWGP
シナリオごとに光る回はあるも、全体としては低空飛行。組織間の闇の対決みたいなものとは雰囲気出ているが、間に挟むエピソードで雑なオチが多いのが気になる。
28位 まえせつ!
最初の数話はとにかくギャグが壊滅的だったが、それ以降はアニメとしては悪くない。
キャラ付けとシナリオの一貫性はあるのでネタの内容は捨ててみたほうがいいと思う。
29位 くまクマ熊ベアー
回によってはメッセージ性のある回もあるが、全体通して虚無に感じてしまう...。
キャラ魅力感じたいところだが特に主人公のアフレコがどうしても気になってしまう。
30位 キミと僕の最後の戦場
毎回敵国同士の姫と軍人が戦場内でイチャコラするという同じことやってて草。
戦場とは思えないほどの緊迫感のなさと一貫性のなさはすごい。
31位 俺100
スマホ太郎とか百錬とかみたいなヤバいやらかしは1話のいらすとやくらいだが、むしろ1話が一番良かったのではと思うくらいその後の内容が薄い。

ランク対象外

・One Room 3rdシーズン ※5分アニメ
・おそ松さん 3期 ※切
・ヒプノシスマイク ※切
・レヱルロマネスク ※切
・神拾達男 ※切
その他は未視聴

まとめ

だいぶ評価が固まってきたけど、20位くらいまで全部面白いので今季は相当豊作だと思う。
しっかり締めてくれる作品が多ければいいなと期待。

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