生きること
永遠の生を求める人もいれば、早々の死を選ぶ人もいる。永遠の若さを求める者がいれば、若さを良しとせず大人ぶる者もいる。
それとこれとは違うと思うだろうか?若さを求める事と大人ぶるのは違う道理なのか?ないもの手に入らないものを求めるということで何も違わないのだ。経験の浅い若いものが経験の深みを装い大きく見せることと、通り過ぎてきた道を懐かしむように二度と手にできない過去の何かを恋い慕う
ないものを求めること、失ったものを求めることは同じことだと感じる。
それがゆえに、今を愛おしむことができるともいえる。求めることは必要でそれは時に向上心を産み、行動力を産む、人が前に進むための力になる
何を求め考えることも自由なのだ。だが、すべてが許されているわけだはない。そこで倫理感が必要となる。自由とは素晴らしいが難しい。明らかな縛りからの解放自由はわかりやすいが、自分自身の自由はそうはいかない。
自分の自由をまずは構築しなくてはならないからだ。
それをめんどくさがったり、誰かに任せてしまうと後悔を産むことになるのだ、自分で決めて自身で構築していかない歩みは、うまくいかないときに誰かのせいにしたり、自分のことが分からなくなったりするのだ。