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YUICHI TOYAMA.(ユウイチトヤマ)のデザイナー インタビュー / 外山さん、猿田さん、僕とちょっと一緒にお出かけしませんか? (中編)

こんにちは、荒岡です! 今回も前回に引き続き、YUICHI TOYAMA.のデザインチームであるデザイナー外山さんと猿田さんと代官山を歩きながらお話させて頂きました。

今回は、デザイナーの猿田さんに普段ではなかなか伺うことができないお話を伺いました。 ぜひ、ご覧ください。

(本文)

荒岡 「前編では、全然、猿田さんのお話が伺えず、大変申し訳ございませんでした。」

猿田さん 「全然大丈夫ですよ!(笑) 僕、そんなに口数が多い方じゃないですから。」

荒岡 「代官山を散歩しながら、猿田さんについて色々とお話をお伺いさせてください!」

代官山の老舗洋菓子店の
シェリュイさんの前を通って
散歩しました。
シェリュイさんのウインドウには名物のスイートポテトが並ぶ

猿田さん「わかりました。 もちろんです!」

荒岡 「僕、猿田さんとしっかり話すのは、初めてだと思います。 まず、どういう経緯でデザイナーになろうと思ったのですか? 若い時からなろうと決めていたとか?」

猿田さん「正直、全然なろうと思っていなかったです。(笑)」

荒岡 「えっ!!  そうなんですか!」

猿田さん 「じつは、小学校4年から大学まで、ずっとバスケット漬けの生活を送ってまして。」

荒岡 「体育会系だったんですね! 意外です。 バスケットは、はじめるきっかけとかあったのですか?」

猿田さん 「兄がバスケットをしていたこともあったり、あと、やっぱりスラムダンクの影響はありましたよね。」

荒岡 「なるほど!  やっぱりスラダンは、確かに影響力がありますよね。 ちなみに、キャラクターは、どなたが好きですか? 僕は、宮城リョータなんですけど。」

猿田さん 「僕は、三井ですね。」

荒岡 「おお!! みっちー、3Pシューターですね!」

外山さん 「あっ、荒岡さん、猿田くん! 話の途中ですが、このお店、知ってますか?」

荒岡 「おお、なんですか!! こちらのお店は?」

外山さん 「 ”オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー”というフランスの総合美容専門店なんですよ。 知人へのプレゼントなどで時々伺ってまして。」

荒岡  「外山さん、猿田さん、こちら! 入りましょう!!」

外山さん、猿田さん 「いきましょうか!」

「”オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー”さんの店内
店内には香水、ボディケアの
アイテムが美しく並ぶ。

荒岡 「いや~、すごい素敵な店内ですね!!」

外山さん 「フレングランスが有名なんですけど、どのアイテムも品質が良くて、パッケージも素敵なんですよね。」

荒岡 「確かに。 見てると、欲しくなってしまいますね!!」

外山さん 「YUICHI TOYAMA.の展示会でパリに行くこともあって、パリの本店も素敵なんですよ。 200年くらい歴史があるみたいですよ。」

荒岡 「確かに! 伝統的な雰囲気を感じますよね!!」

外山さん 「荒岡さん、こちらは、ルームフレグランスなんですよ。」

マッチ型のフレングランスや
石を使用したデュフューザーなど
エレガンスなアイテムが揃う。

荒岡  「これが、ルームフレングランスなんですか?」

外山さん 「このマッチに火をつけたり、石に香油を少し垂らすと香りが出て、ルームフレングランスとして使用できるんですよ。」

スタッフの方とお話をする外山さん

荒岡 「外山さん!! ちょっと! お洒落すぎるじゃないですか!!」

外山さん 「本当にエレガントでいいですよね! 荒岡さん、 次は、近くにある老舗の洋服屋さんにいきましょうか?」

荒岡 「はい!」

<外山さん、猿田さんと三人で老舗の洋服屋さんに向かう>

荒岡 「猿田さん、次の場所に到着するまで、先ほどの話の続きを伺ってもいいですか?」

猿田さん 「もちろんです。」

荒岡 「中高時代もバスケット漬けだったのですか?」

猿田さん 「そうですね。 結構、バスケットの毎日で。 中学では、県の選抜メンバーに選ばれたりしてましたね。」

荒岡 「それは、すごいですね! 大学でもバスケットをしていたのですよね?」

猿田さん 「大学でもバスケットはしていたのですが、大学の時は競馬にハマってしまって、、練習がない日は、そんな感じで遊んでました。」

荒岡「おお!! 大学生のあるあるな感じじゃないですか!!」

猿田さん「まあ、そうなんですよね。(笑)」

荒岡 「でも、大学までずっと、バスケットをしていて、どうして眼鏡のデザイナーになったのかが、すごい不思議ですよね?」

猿田さん「いや~、ずっとバスケット漬けの生活だったので、それ以外に自信が持てるもがなくて。。 就活の時に、何か手に職をつけるというか、専門的なことをしたほうが良いかなと思って、某有名眼鏡ブランドに販売スタッフとして就職しました。」

荒岡 「はじめは、眼鏡の販売職だったんですね。 販売からデザイナーって、どういう経緯でなったのですか?」

猿田さん 「じつは、その会社でデザインに興味があるスタッフが参加できるプロジェクトがありまして、それに参加したのがきっかけで。」

荒岡「なるほど! それがきっかけだったんですね!!」

猿田さん「そのプロジェクトは、有志のプロジェクトで。 店舗業務が終わってから、毎週、本社に通ってみたいな感じで。 それで少しづつデザインの勉強をしていきました。」

荒岡 「なるほど。 店舗業務が終わってからですと、かなり大変というか、志が高くないと続かないですよね。 猿田さん、すごいですね。」

猿田さん 「やっぱり、デザインや物作りにどうしても関わっていきたかったので、3年間くらいそれを続けたら、それが認められた感じで、企画室に異動できました。」

荒岡 「いや~、ど根性ですね!!」

猿田さん 「多分、バスケットで培われた精神力はあるかなと思います。(笑)」

外山さん 「荒岡さん、猿田くん、次のお店につきましたよ!」

ワークやミリタリー、スポーツ、アウトドアなど
アイテムが揃う代官山の老舗セレクトショップ。

荒岡「おお! 久しぶりにきました!! HIGH! STANDARDじゃないですか!!」

外山さん 「老舗の代官山のお店といえば、ここかなと!」

外山さん 「じつは、学生時代、友人がHIGH! STANDARDでアルバイトしていて、結構、通ってましたね。」

荒岡 「僕も高校生の時ですが、代官山に来たら、必ず立ち寄っていたお店です!! 店名の通りで、色褪せないスタンダードな良質なアイテムが揃う名店ですよね!!」

外山さん「そうですよね。 荒岡さん、そうしたら、代官山に来たときに行かなくてはいけないお店がもう一つありますよね?」

荒岡 「外山さん!!わかりました!! あそこですね!! いきましょう!!」

荒岡 「そうだ、次のお店に到着する前に、お二人に伺いたいことがありまして。 いつもデザインしている方に聞いてるんですけど、好きなクリエーターの方などいらしゃいますか?」

外山さん 「僕は倉俣史郎さんですね。 素材を美しく見せるインテリアは本当に素晴らしいし、完成された美がありますよね。」

荒岡 「倉俣史郎さんの作品はいいですよね!  素材を美しく見せる感じって、YUICHI TOYAMA.のプロダクトにも感じます!!」

外山さん「それは! 嬉しいな!! 有難うございます!! あと、最近ですと 建築家のDDAAの元木大介さんも面白い創作をされていると思ってます。」

荒岡「近年、注目されている建築家の方ですよね?」

外山さん「そうです。 元木さんは、身近にあるものでいかに考えて作っていくか、どうすればクリエーションできるのかをすごい考えられていて。 クリエーションとは何かを改めて提示しているようにも思うんですよね。」

荒岡「なるほど! 確かに、それはありますよね。 あの、猿田さんは、どなたか好きなクリエーターの方はいらしゃいますか?」

猿田さん 「僕は、深澤直人さんですね。」

荒岡「おお! 深澤直人さんも素晴らしい作品を数々、創られてますよね。」

猿田さん 「日常で使用するものを装飾的にデザインするのではなく、何を機能として残して、デザインしていくかを提示されているところが、本当に素晴らしいです。」

荒岡 「確かに! 使いやすく、普遍的なプロダクトデザインといえますよね。」

荒岡 「やっぱり、普段の生活で使用する眼鏡のデザインをお二人ともされているので、日常に使用するプロダクトを考えているクリエーターの方にご興味があるんですね。 大きな方向では、共通しているように感じます!」

猿田さん 「確かにそうかもしれませんね。」

外山さん 「そうですね。  眼鏡のデザインって、生活者に寄り添いながらデザインしないとできないですからね。 それは、ありますよね。 あっ、荒岡さん! ついにお店に到着しましたよ!」

代官山といえば、やっぱり HOLLYWOOD RANCH MARKETさん

荒岡 「おお!! HOLLYWOOD RANCH MARKETですね!! やっぱり、代官山といえば、ここですよね!!」

外山さん 「こららも学生時代に友人がアルバイトしていたので、よく通ってました。」

荒岡 「外山さん、こちらもですか!! 僕も学生時代は、HIGH! STANDARDとHOLLYWOOD RANCH MARKETは、代官山に来た時は、必ず行ってました!!」

外山さん 「そうですよね。代官山に来たら、やっぱり行くお店ですよね!」

荒岡 「なんか!!青春時代を思い出しますよ!! なんか気分がどんどん上がって来ました!!  HOLLYWOOD RANCH MARKETさんを拝見したら、今度は、少しお茶しながら、お二人にデザインのお話とか色々と伺いたいです!!」

外山さん「ええ!! まだ、取材するんですか? 仕事が溜まってるんですけど、、、」

荒岡 「気分上がって来たんで!! 今日は夜まで付き合って頂きますから!!」

猿田さん 「はあ、、勝手にテンション上がってるなあ。。。」

後編につづく↓

今回も最後までご覧頂き、誠に有難うございます。 
続きの後編も近日に投稿予定です。ぜひ、楽しみにしていてください。

猿田さんが手がけるYUICHI TOYAMA/D
洗練された綺麗なデザイン。

< 眼鏡とクラフトat RUTTEN_ >
昼の部 12時~19時(物販とカフェ)
夜の部 19時~21時30分(BAR クラフトレモンサワー)
住所 〒110-0005 東京都台東区上野 5-5-10 1F
TEL 03-6284-2675
定休日 月曜日

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