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映画『ストックホルム・ケース』
映画『ストックホルム・ケース』
監督:ロバート・バトロー
主演:イーサン・ホーク
ストックホルム症候群とは、誘拐や監禁事件において、被害者が犯人との間に心理的なつながりを築く心理現象。
スウェーデンの映画です。1970年代に実際にストックホルムで実際にあった銀行強盗事件をモチーフにしています。
文句なしに面白かったです!クライム・スリラーなのですが、どこか優しい面を持ち、非情になれない犯人の主人公、人質となったが、犯人を憎みきれない銀行員、犯人に振り回される警察・政府などがバランスよく配置されています。それぞれの人間関係も時間とともに変化して行き、最初は犯人ペースで進んで行きますが、次第に追い込まれていく犯人たち、そして最後に追い込んでいく警察、時間があっという間に過ぎて行きました。
多分、私が今年観た映画の中ではベスト1になると思います。
惜しむらくはこれがミニシアターでしか上映されていないこと。こういう映画はもっと広まっていいと思います。