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献血のすゝめ

 先日のことですが、僕がインスタグラムに写真を乗せたところ、とても多くの方々から「いいね!」をいただくことができました。(ありがとうございます!)

 その写真は、こちらでした。

 献血回数が10回に到達して、記念品をもらいました。写真に写っている献血カードは、もちろん僕の献血カードです。
 一般的な献血カードは赤色ですが、ラブラッドという献血のWeb会員サービスに登録することで、このデザインにすることができます。僕は最初の献血の際にラブラッドに登録しましたので、最初からこちらのデザインになりました。シックでカッコイイので、気に入っています。

 僕は葬儀社に勤めていた頃から、献血を少しずつやっていました。現在も献血可能になりますと、頻繫に献血ルームに足を運んでは献血をしています。

 どうしてそこまでして献血をするのかといいますと、献血をすることによって得られるメリットが多いためです。

 どのようなメリットがあるのか。
 どこで献血できるのか。
 献血をする上で、気を付けることはあるのか。

 そんなことを、ひとりの提供者としての視点から、お話したいと思います。


献血で得られるメリット

 献血は血を抜きますので、提供者は間違いなく身体に負荷をかけます。もちろん、命にかかわるほど抜いたりはしませんので、そこはご安心ください。

 具体的には、次のようなメリットがあります。

・献血ルームの職員さんや看護師さんから、めちゃくちゃ感謝される。
・ジュース等の飲み物が飲み放題。
・お菓子が無料で貰える。
・無料Wi-Fiが使える。
・血圧測定ができる。
・血液検査を無料でしてもらえる。
・記念品やお礼の品物が貰えることがある。(用意されていないこともあります。献血ルームや場所、時期によって異なります)

 このように、様々なメリットがあります。

 職員さんや看護師さんからは、めちゃくちゃ感謝されます。これは本当です。ものすごくありがたがられます。献血に協力してくれる方が少ないためか、本当に何度も感謝のお言葉を頂きました。
 自己肯定感に少なからずいい影響はあると思います。

 飲み物は無料で飲めます。献血ルームには自動販売機が設置されていますし、献血バスでも飲み物は無料で配布されます。
 それどころか、献血前には「温かい飲み物を飲んでおいてください」とお願いをされます。
 身体を温めて血の巡りを良くしたり、脱水症状を防ぐためだったかと思いますが、水分補給を勧められます。
 しかも飲み物は、献血している間も飲めます。

 献血後には、お菓子が貰えます。
 献血ルームではもちろん、献血バスでもお菓子を無料で貰えます。僕がよくお世話になっている献血ルームでは、お菓子の自動販売機が設置してあり、献血が終わると職員さんからコインを貰えます。このコインを入れることで、無料で1つだけお菓子を貰うことができます。

 僕がお世話になっている献血ルームでは、無料Wi-Fiが開放されています。なので順番待ちをしている間、僕はスマートフォンを無料Wi-Fiに接続してネットを楽しんだりしています。
 通信料を気にせずに使えますので、ありがたいです!
 献血バスでは、さすがに無料Wi-Fiは飛んでいないと思います。(未確認)

 血圧測定も行えます。
 いえ、より正確には「行うことが決まって」います。その日の血圧をチェックして、献血が可能かどうかの判断材料の1つにするためです。普段気にしない方でも、否応なしに血圧を気にすることになります。
 この血圧測定も、もちろん無料です。

 血液検査も、無料でできます。
 こちらは希望者対象で検査結果を送付してもらえます。検査は医療用検査と同じ方法で行われます。
 健康診断でも血液検査は行われますが、健康診断は年に1回か2回。献血ではその都度行うことになりますので、献血を何度も行うとその都度、最新の血液の状態を知ることができます。
 健康診断よりも項目は少ないですが、病気の予防に役立てることはできます。

 記念品やお礼の品物を貰えることもあります。
 特に10回、30回、50回に到達したときはもれなく記念品が貰えます。僕も10回目で記念品として、今治タオルを貰いました。これ以外でも、献血ルームと献血バスでそれぞれ2~3回、記念品を貰っています。

 このように、献血した人が数多くのメリットを享受できるのが、献血というものです。

献血はどこでできるのか

 全国各地にある献血ルームや、献血バスでできます。

 献血ルームの場所や献血バスの運行スケジュールは、日本赤十字社のホームページで調べることができます。

 なお献血ルームには、献血するイスの前にテレビが設置されていますので、献血している間は好きなテレビやビデオを見ることができます。
 残念ながら献血バスには、そういった用意はありません。

献血したいと思ったら

 献血をしたいと思った方は、是非お近くの献血ルームや献血バスに足を運んで献血していただければ、僕も嬉しいです。

 そしてまず、日本赤十字社のホームページにある献血基準を見ていただきたいと思います。

 献血には、基準があります。

 こちらの基準に当てはまりましたら、どなたでも献血できます。

 もちろん、献血するに当たって、問診や血液検査が行われます。その上で献血可能かどうかの判断が行われます。

 残念ながら、献血をご遠慮いただく場合もあります。

 主に体調不良、服薬している、発熱がある、歯科治療を受けた、外傷がある、海外に行っていたり海外で生活していた、輸血を受けたことがあるなどが対象になります。
 また、エイズやB型肝炎などのウイルスを持っている可能性のある方も、ご遠慮していただいています。

 余談ですが、僕は献血できる状態を維持するために自分の健康を維持すること以外に、上記の性病への感染が怖いという理由で、風俗店には行かないと決めています。
 おかげで現在でもチェリーボーイです。(笑)

献血は誰でもできる社会貢献

 献血は、その気になれば誰だってできる社会貢献だと思います。

 誰でもできる社会貢献としては、募金がまず思い浮かぶ方も多いと思います。ただ、中には募金をしたくても経済状況などが許さないために難しいという方もいらっしゃるかもしれません。

 そんな方でも、血液は持っています。血液はどんな人間でも生まれた時から等しく万人に与えられ、常に体内で新しく作られています。
 だからこそ、自分が「献血したい!」と思ったら誰でもできます。

 血液は、現在の医療技術や科学技術では製造不可能なものです。しかし、様々な理由で輸血を必要としていたり、血清といった血液製剤を作るために、血液は必要不可欠なものとなっています。

「人間を救うのは、人間だ。」

 これは上の画像に映っている献血カードや、僕が持っている献血カードに書かれている言葉です。
 まさに献血とは、人間が人間を救うために行う社会貢献だと思います。

 もしもこの記事を読んで、少しでも献血に興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、僕個人としても幸いです。


 それでは。

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