K-POP最盛期の異端グループに浸る（Super Junior/BIGBANG） 【僕のK-POP遍歴②】
僕が中高生の頃、日本で流行ってたK-POPは東方神起、そしてKARAと少女時代でした（体感）
今よりちょっとパリピ感が強かったイメージがあります。ちょっと前のEXILEみたいな。子どもだったからかな？
なので当時の僕はそれほど見てなかったんですが、その裏で、SHINee以外のK-POPにも興味があったので、定期的にTSUTAYAに行ったり、友達から借りたりして守備範囲を広げていきました。
その中で特に好きだったのは、Super JuniorとBIGBANGです。
Super Junior
当時の友達の説明曰く、「ダンス・歌・ビジュアルのどれかが足りてない人の集まりだよ」（8年前の記憶より引用）と教えられ、（えぇ‥そんなグループ作る必要あんのかい‥）と思っていたけど、数多くのグループを追ってきた今なら、なんか納得。だからこそ彼らはイケてる。
確かにビジュアルは他のグループに劣る（あと当時は多人数グループもそんなに多くなかった気がする）けども、パフォーマンスはキメキメっていうギャップ。近所の兄ちゃんがめちゃイケてる曲を踊るみたいな親しみやすさがあります（ファンに怒られそう。）
相変わらず僕は曲だけで聴いてましたけど、面白い曲もたくさんあるんですよ。Super Juniorのクールでちょっとシュールな3曲を紹介します。
SORRY, SORRY
ソーリーソーリー言ってるだけの曲なんだけど、幕が開いてこの曲を歌いながら雪崩れて来る彼らの破壊力は抜群である。
後輩たちが結構カバーしてて、後輩グループの方がイケメンなんだけど、本家の満足感が強すぎて物足りない。笑
Mr.Simple
これもシンプルシンプル言ってるシンプルな曲ですが、構造は全然シンプルじゃないですね。最後まで何が起こるかわからない感じがいいです。
衣装もシンプルではない。この色合いどうなってんだ・・笑
Devil
そしてこれが傑作。何度でも聴ける。
ブロードウェイみたいなセットなのに曲はシュールっていう。完成されてます。
BIGBANG
当時の僕は音楽といえばTSUTAYAで借りるものだったので、5枚1000円の枠に入るもので選んでいたんですが、なぜかBIGBANGはJ-POPのコーナーにあったので、最新作がすぐ手に入ったんです。確か日本の会社と組んでいたんだと思います。
で結構売れてましたよね。こんなに派手なビジュアルで売れてたって、当時の人は何を渇望してたんだ‥と思うぐらい強烈なビジュアルのグループですね。
折角なのでざっくりと事務所の話をすると、これまで出てきたSHINeeとSuperJunior、そして東方神起と少女時代はみんなSMと言う会社のグループです（強すぎる）。
BIGBANGはYGっていう会社で、自己プロデュースできるグループが多めで、今はBLACKPINKが流行ってますね。
（それと、TWICEとかNijiUのJYPで3大事務所です。BTSが出てからはBTSのBIGHITが4つ目です。）
今でこそ自己プロデュースできるグループは結構ありますが、当時は珍しく、しかもかなり癖があり、刺さる人に刺さったんだと思います。奇抜なファッションは僕はあんま理解できなかったですが笑
でも曲はいいので曲ばっか聴いてました。見た目の通りいかつい曲が有名で、もちろんいい感じなんですけど、ここでは僕がよく聴いていた、ねっとりBIGBANG3選を紹介します。
Ain't no fun
淡々とした曲調が好きでよく聴いていたんですが、最近YouTube見返したら、すごいねっとりした演出で化けてましたね・・最高だ
このステージめっちゃいいですね。BTSはアイドルの枠をぶっ壊したと思うけど、それ以前にこんなつよつよグループがいたんですね。
Love Dust
この無重力感（？）いいですよねー。こっちはちゃんと踊ってアイドルっぽさもあり。
この曲も淡々としてる感じなんですが、そこに乗るサビの切なさがいいんですよ。
Monster
これ好きな曲です。久々に聴いたら出だしから世界観強め。
僕にとってこの曲が1番彼らの傑作って感じがしてます。
BIGBANGをよく聴いていたのは、僕が浪人してた時（正確に言うと、初めの大学を3ヶ月で辞めて路頭に迷っていたとき）で、K-POPだけでなくPerfume、サカナクション、coldrainとか、尖った曲をよく聴いていました。
初めて、高校にも大学にも、何にも属さない時間。クラスも授業もないので会う人もいない。文字通り孤独を癒やす時間が必要でした。
今でもBIGBANGを聴くとなんだかエモい気分にさせられますね。
この後大学に入り、結構忙しくなるので、僕のK-POP熱は一旦やみます。で、数年後あのグループで再燃します。笑