経営的にマイナス企業をプラスにするには。

株式会社でも有限会社でも収益と支出のバランスシートがプラスにならないと、自転車操業になり現金積み上げが不可能になる。
債務過多による利子返済がおぼつかないとデフォルトの憂き目に合う起業家は多い。

IT系と呼ばれる起業の場合、トレンドに乗ってある程度のマーケットセーフティが働きサービスが売れる事が多い。しかし既存の製造業やサービス業では設備投資による借り増しが適切な収益バランスを計算出来ないと破産のリスクを抱える。

1994年に万年赤字の製造事業を所属企業の社長から直命で立て直しを依頼(社内的には諦めていた)を受けて、3年でプラマイゼロ、事業収益は固定費を減価償却で適切に会計処理すれば、必ず黒字になる手法を投入した。

言葉の羅列よりも、収益化出来る行動を実行しただけで特別な事は一切していなかった。

馬鹿の一つ覚えの如く、見直しと反省を忘れて、周囲の意見を無視して猪突猛進のようなイケイケ経営はしないと社長が判断したので依頼されて改善した。

ヒントは現場にある。

センスは落ちているヒントを拾って磨いて身につける。

上ばかり見て、言葉の羅列を繰り返す実績なき経営は負け組の100/98に組み込まれる。

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