見出し画像

(2024/05/23/木)新しい作品の作風について考え中…①



午前中に行った事

 本日の現地の天気は雨(昨日より強い)。
 現在の気温は、現時点で昨日(21.1℃)とより1.6℃低い19.5℃ですが、昨日より雨が強く、肌寒い感じがします…。

 今日は朝(0749)モーニングページを行い、新たらしい作風について検討する為、以前撮影した写真や、気になる資料や写真等を調べていました…。

 私用の為、本日の作業は、ここで終了し、夜から試作作業を再開したいと思います…。




本日の画像
(新しい作品の作風に使ってみたい元ネタ)

宮崎県都城市上平遺跡出土 前平式土器
表面のテクスチャー

 本日の見出しの画像は、先日、埋蔵文化財センターで行われた、遺跡の調査報告会で、近くで見る事が出来た、縄文時代の土器です。

 この表面の、筋状に付いた跡が、個人的にはかなり好きで、何故か凄く心に響きました…。

 全体像は、下記の様な感じの土器です。

宮崎県都城市上平遺跡出土 前平式土器
補修穴

 この土器の使用用途は、『焚火(屋内?)に直接置いて煮炊きする為の土器』だと言う事を教えて頂きました…。

 又、容器に二つの穴が開いていますが、これは、補修した後だそうで、壊れた後も、引き続き使われていたと言う事を示している様です…。


土器の補修穴と似た補修穴

 似た様な補修穴は、以前、宮崎県立博物館で開催された特別展「発掘された日本列島2022」で見た事が有った記憶が有るので、スマホの写真を調べていた所、下記の写真を見つけました…。

写真を撮影したイベントについての情報
文化庁ホームページ>行事・シンポジウム >
「発掘された日本列島2022」展の開催のお知らせ

2022/12/11に撮影した写真
2022/12/11に撮影した写真

 上記の土器と似た様な補修穴が有る、宿戸遺跡(岩手県?)から出土した『ペンダントだと思われる』と言われている、正体不明の石製品(双脚状石製品)です。

 今日の表紙に使った土器の穴を見て、この石製品の補修穴を思い出しました…。

 …この特別展で購入した本が、見当たら無い(恐らく本棚の奥に有る)ので、この後探してみたいと思います…。


見出しの土器の補修穴と似た補修穴の有る石器と、その石器に似た石器。

 又、上記の石製品を探している時に、以前、埋蔵文化財センター分館で撮影した写真を見つけました…。

 その画像の中に、見出しに使用した土器『前平式土器』の解説パネルの画像が有りました…。

2023/5/21に、埋蔵文化財センターで撮影した写真

 この土器が発掘された、宮崎県都城市上平遺跡で出土した遺物の写真の中に、宿戸遺跡で出土した『双脚状石製品』と似た形の異形石器の画像を見付けました…。

2023/5/21に、埋蔵文化財センターで撮影した写真
2023/5/21に、埋蔵文化財センターで撮影した写真

 何か、形が似ている様な気がするので、並べてみました…

 いずれの石器も、数千年前の遺物で、使用方法やデザインの意匠の意味等、全く解っていない石器の様です…。

 つまり…宮崎県都城市上平遺跡内で出土した、土器の補修穴と、異形石器の形が……

 宿戸遺跡で出土した、石製垂飾品(双脚状石製品)自体の形と、補修穴が似ているな~と、感じました…(妄想)。

 この様に、これまで調べてきた事を重ねると、個人的に、共通する様な感じがする物を見付けたりする事が有るので面白いです…。


 話はそれましたが、見出しの土器のテクスチャーや、独特な形状等を参考にして、今後の作品を作ってみたいと思います…





2024/05/23/0748~1306
最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

るてる
最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。