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(2024/08/14/水)『ふるさとの遺跡再発見 高千穂会場』の備忘録②



『ふるさとの遺跡再発見 高千穂会場』の備忘録②

 今回も、先週の日曜日は、宮崎県埋蔵文化財センターの主催されていた、特別展の備忘録の続きです。



旧石器時代~古墳時代までの、宮崎に関する解説

 部屋を仕切る壁に4面の解説文が設置されていました…。

 それぞれ、設置されていた位置と写真を、備忘録として残したいと思います…。


旧石器時代のみやざき


縄文時代のみやざき


弥生時代のみやざき


古墳時代のみやざき


縄文土器

 こちらには、宮崎県 都城市 上平遺跡と、高千穂町 古城/陣内遺跡で出土した、縄文土器じょうもんどき深鉢ふかばちと、その欠片かけら

 又、土器の表面に模様を付ける時に使われたと思われる道具の複製品が展示されていました…。


縄文土器じょうもんどき』に関する解説文


縄文土器を装飾する際に使ったと思われる道具


縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち

縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち
19080026
縄文時代早期
都城市 上平遺跡
 土坑(小穴)内より出土しました。
 今から約9,500年前の縄文時代早期の前平式土器(まえびら)と考えられます。

 こちらの深鉢の側面には2つの穴が開けられていますが…
これは、割れた土器を補修する為に使われた穴だと言われている様です…。


縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち

縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち
101380ほか6点
縄文時代
高千穂町 古城/陣内遺跡
 様々な道具を使って模様が施されています

 …こちらの土器にも穴が開けられている物が有りました…




弥生土器

 こちらには、宮崎県 高千穂町 古城遺跡で出土した壺と甕、
高千穂町 南平第3遺跡で出土した石包丁が展示されていました…。

 展示スペース中央に飾られた稲穂の展示が個人的には好きです…


弥生土器やよいどき』に関する解説文


弥生土器やよいどき かめ

弥生土器やよいどき かめ
101535
弥生時代中期末~後期前半
高千穂町 古城遺跡
 口の下部に粘土紐に付けて刻み目を施しています。
 外面にススが付いており、煮炊きに使われたと考えられます。


石包丁いしぼうちょう

 石包丁の左横に飾られた稲穂に、センスを感じます。

石包丁いしぼうちょう
013622/623
弥生時代
高千穂町 南平第3遺跡
 穂摘みに使われたと考えられ、ひもをとおすための穴が開けられています。


弥生土器やよいどき 短頸壺たんけいつぼ

弥生土器やよいどき 短頸壺たんけいつぼ
101529
弥生時代中期末~後期前半
高千穂町 古城遺跡
 小型の壺で短い首の部分に孔が2か所見られます。
 底にイネのもみの跡が見られます

 土器の底に鏡が置かれていて、底の様子が見える様な展示がされていました…

 土器の底には、もみの跡をはっきりと観察する事が出来ました…。

 側面に空けられた2つの穴について、埋蔵文化財センター職員の方に質問した所…
『蓋の様な物を取り付ける為に空けられたものかもしれません。』…と言う回答を頂きました。




土師器

 こちらには、宮崎県 高千穂町 太郎遺跡/神殿遺跡で出土した土師器はじきかめが展示されていました…。


土師器はじき』に関する解説文


土師器はじき かめ

土師器はじき かめ
112993
古墳時代
高千穂町 太郎遺跡
 住居跡から出土しました。
 底の部分が小さな丸底になっています


土師器はじき かめ
(写真の解像度が低く、番号を読めませんでした…)
古墳時代
高千穂町 神殿遺跡
 土坑の中からみつかりましました。
 外面上部にススが付いており、煮炊きに使われたと考えられます




須恵器

 こちらには、宮崎県 高千穂町 宮の前第 /神殿遺跡で出土した須恵器すえき坏身つきみ欠片かけらと…

 宮崎県 高鍋町 野首第1遺跡/下耳切第3遺跡で出土した須恵器3点が展示されていました…。


須恵器すえき』に関する解説文


須恵器すえき 坏身つきみほか

須恵器すえき 坏身つきみほか
971130ほか5点
古墳時代
高千穂町 宮の前第 /神殿遺跡
 朝鮮半島から伝わった技術でつくられた器です。
 窯で焼かれています


須恵器すえき 足付長頸壺きゃくつきちょうけいつぼ

須恵器すえき 足付長頸壺きゃくつきちょうけいつぼ
01180649
古墳時代
高鍋町 野首第1遺跡
 脚の部分に透かしが入っています。
 全体を工具でナデて仕上げており丁寧な作りになっています。


須恵器すえき 小型高坏こがたたかつき

須恵器すえき 小型高坏こがたたかつき
00140924
古墳時代
高鍋町 下耳切第3遺跡
 小型の高坏です。
 表面を磨くなど、丁寧につくられています


須恵器すえき 𤭯はそう

須恵器すえき 𤭯はそう
00141004
古墳時代
高鍋町 下耳切第3遺跡
 胴部の中央に空けた穴に、竹などを差し液体を注いだと考えられています。




阿蘇原上遺跡に関する解説




阿蘇原上遺跡・古城遺跡 出土遺物

 こちらの展示ケースは、かなり多くの遺物が展示されていた為、半分ずつに分けて、それぞれの遺物の画像を残したいと思います…。



ケース正面から見て、右半分の展示遺物


石匙いしさじと、スクレイパー(掻器)。

向かって左側の遺物 石匙いしさじ

石匙いしさじ
083394 395
縄文時代早期
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 つまみ状の突起を作り、ひもをつけて持ち運んだとかんがえられる万能ナイフです。

向かって右側の遺物 スクレイパー(掻器)

スクレイパー(掻器)
083095
旧石器時代
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 獣皮の脂肪を掻き取る作業に使われたと考えられる分厚い刃部をもつ掻器と呼ばれるタイプのスクレイパーです


楔形石器くさびがたせっきと、打製石鏃だせいせきぞく

上段の遺物 楔形石器くさびがたせっき 

楔形石器くさびがたせっき 
083374ほか3点
縄文時代草創期~早期
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 木材を加工する際のくさびとして使われたと考えられます

下段の遺物 打製石鏃だせいせきぞく

打製石鏃だせいせきぞく
083301ほか5点
縄文時代草創期~早期
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 弓矢の先につける『やじり』です。
 様々な石材でつくられています


縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち

縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち
101406
縄文時代早期
高千穂町尾 古城遺跡
 南九州特有の前平式といわれる貝殻で文様をつけた円筒形の土器です


縄文土器じょうもんどき 浅鉢あさばち

縄文土器じょうもんどき 浅鉢あさばち
101447ほか3点
縄文時代晩期
高千穂町 古城遺跡
黒色研磨土器と言われる表面が黒光りしている土器です


尖頭器せんとうき

尖頭器せんとうき 
(写真の解像度が低く、番号を読めませんでした…)
縄文時代草創期
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 一番左の槍先形尖頭器は黒色チャート製です。
木の柄などに固定して使用したと考えられます


縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち
爪型紋つめがたもん土器と、隆帯文りゅうたいもん土器。

向かって左側の遺物 縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち

縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち
(写真の解像度が低く、番号を読めませんでした…)
縄文時代草創期
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 九州の縄文時代草創期を代表する爪型紋つめがたもん土器です。
 爪で文様が施されています

向かって右側の遺物 縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち

縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち
(写真の解像度が低く、番号を読めませんでした…)
縄文時代草創期
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 縄文時代草創期の隆帯文りゅうたいもん土器です。
 隆体と呼ばれる粘土紐を貼り付けています


縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち

縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち
(写真の解像度が低く、番号を読めませんでした…)
縄文時代草創
期高千穂町 阿蘇原上遺跡
 押し型紋(棒状のものを回転しながら押しつけた文様)や、縄目文など様々な紋様が施されています


石核せっかく

石核せっかく
083103
旧石器時代
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 阿蘇象ケ鼻産ガラス質溶結凝灰岩製の石核です。
 母岩から石器の素材となる破片をはぎ取った残りの部分です



スクレーパー

スクレーパー
083404/413
縄文時代草創期~早期
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 動物の皮や脂肪、木や骨などを掻き取るのに使用したものや、削り取ったりする際に使われたものがあります


植刃器しょくじんき(復元模型ふくげんもけい)

植刃器しょくじんき(復元模型ふくげんもけい)
旧石器時代
 木の軸に溝を掘って細石刃を埋め込んで穂先として使った植刃器の復元模型です。
 埋め込んでいる細石刃は実物の黒曜石を加工したものです


細石刃さいせきじん/細石刃核さいせきじんかく

細石刃さいせきじん/細石刃核さいせきじんかく
083254/ほか4点
縄文時代草創期~早期
高千穂町 阿蘇原上遺跡
 細石刃は木や骨に差し込んで使用した狩りの道具です。
 細石刃核は薄いかカケラ(細石刃)を剥ぎとったのこりの部分です


石錐いしきり

石錐いしきり
101827/828/832
縄文時代
高千穂町 古城遺跡
 先端を鋭くとがらせた道具で、皮などに穴を開けたと考えられています


摩石すりいし

摩石すりいし
111075
縄文時代
高千穂町 五ヶ瀬村遺跡
 石の表面に、木の実などをすりつぶすのに使われた痕跡が残っています



ケース正面から見て、左側の展示物


他地域たちいきとの交流』に関する解説文


原石げんせき(黒曜石こくようせき)

原石げんせき(黒曜石こくようせき)
101872
縄文時代後期~晩期
高千穂町 古城遺跡
 佐賀県腰岳周辺からもちこまれた黒曜石の原石です。
 石器の石材となります


勾玉まがたま/管玉くだだま

勾玉まがたま/管玉くだだま
101600-605
弥生時代中期末~後期前半
高千穂町 古城遺跡
 管玉は碧玉へきぎょく製で、勾玉は砂岩(さがん)製です。
 主に首飾りなどの装身具に使われました


弥生土器やよいどき かめ

弥生土器やよいどき かめ
101536
弥生時代中期末~後期前半
高千穂町 古城遺跡
 住居跡より出土しました。
 不安定な平底です


弥生土器やよいどき かめ

弥生土器やよいどき かめ
110937
弥生時代中期末~後期後葉
高千穂町 五ヶ瀬村遺跡
 住居跡から出土した甕の脚台状の底です。
 内面に気の工具による調整のあとがみられます


弥生土器やよいどき 脚台付鉢きゃくだいつきはち

弥生土器やよいどき 脚台付鉢きゃくだいつきはち
111002
弥生時代
高千穂町 五ヶ瀬村遺跡
 口の部分が外側に広がっている小型の台付鉢です


弥生土器やよいどき かめ

弥生土器やよいどき かめ
101534
弥生時代中期末~後期前半
高千穂町 古城遺跡
 口の部分がくの字に曲がっており、首の下あたりに浅い沈線がほどこされています


弥生土器やよいどき かめ

弥生土器やよいどき かめ
110893
弥生時代中期末~後期後葉
高千穂町 五ヶ瀬村遺跡
 胴が長く、小さい平底の甕です。
 住居あたから出土しました


???土器???どき かめ

※ラベル全体を撮影していなかった為、一部不明な部分が有ります

???土器???どき かめ
101538
弥生時代中期末~後期前半
高千穂町 古城遺跡
 ……した土器です。『工』の………突帯文土器と呼ばれ……




古城遺跡に関する解説




宮ノ前第2遺跡に関する解説




宮ノ前第2遺跡・陣内遺跡 出土遺物

 こちらの展示ケースも先程の展示ケースと同様に、かなり多くの遺物が展示されていた為、半分ずつに分けて、それぞれの遺物の画像を残しました…。


ケース正面から見て、左半分の展示遺物


縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち

縄文土器じょうもんどき 深鉢ふかばち
宮崎県総合博物館所蔵
縄文時代後期末~晩期前半
高千穂町 陣内遺跡
 御領式土器の深鉢です。
 口の部分がくの字形になっており、2条の沈線や山形の隆起がみられます


縄文土器じょうもんどき 浅鉢あさばち

縄文土器じょうもんどき 浅鉢あさばち
宮崎県総合博物館所蔵
縄文時代後期
高千穂町 陣内遺跡 
 口や肩の沈線間に細線羽状文がみられ、表面を磨き、黒色に仕上げています


台付皿型土器だいつきさらがたどき 

 埋蔵文化財センターの職員の方が、こちらの土器を解説する際に…

『高千穂町の土を使った焼き物は、土に含まれる角閃石が反射して、キラキラしています。』

 との解説をされていました…。

 写真では解りませんが、これら、高千穂町で発掘された土器の現物を見ると、全体的にポツポツと、ラメの様にキラキラと光る粒が見えます…。

台付皿型土器だいつきさらがたどき 
縄文時代
高原町広原第1遺跡/高千穂町 陣内遺跡
 台付皿型土器とよばれる縄文土器です。
 脚の部分に透かしや文様が刻まれているものや、皿の上部に装飾が見られるものも有ります。
 広原第1遺跡で出土した三万田式土器は県内出土したものの中でも珍しい形をしており、皿の部分に対して足が小さく不安定になっています。
 動揺の形をしていたと考えられる土器の脚の部分が高千穂町陣内遺跡でも出土しています。


石刀せきとう

石刀せきとう
宮崎県西都原考古学博物館所蔵
縄文時代後期
高千穂町 陣内遺跡
 刀の様な形ですが、実用性のないつくりであるため、祈りの道具と考えられています


円盤状製品えんばんじょうせいひん

円盤状製品えんばんじょうせいひん
縄文時代後期
高千穂町 陣内遺跡
 土製のものや石製のものなどがあります。
 なににつかわれたのかはわかりません


石鎌いしがま

石鎌いしがま
宮崎県西都原考古学博物館所蔵
縄文時代後期
高千穂町 陣内遺跡
 木の柄をつけ、、枝打ちや草刈り、収穫などに使われたと考えられます


打製石斧だせいせきふ

打製石斧だせいせきふ
970550/562
縄文時代後期~晩期
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 耕作などに使われたとかんがえられています


ケース正面から見て、右半分の展示遺物


獣型勾玉じゅうけいまがたま 

獣型勾玉じゅうけいまがたま 
宮崎県総合博物館所蔵
縄文時代後期~晩期
高千穂町 陣内/宮ノ前第2
 形状が動物の姿に似ていることから獣型勾玉とよばれます。
 左はクロム白雲母製、右は翡翠製です。

獣型勾玉(クロム白雲母製)
獣型勾玉(翡翠製)

 こちらの獣型勾玉は、会場で案内をされていた職員の方に
『おすすめの逸品はどれですか?』
 ……と、質問をした時にご紹介して頂いた逸品の中の1つです。

 素材はクロム白雲母(フックサイト)と翡翠の2種類で、高度の低いクロム白雲母製の勾玉は割れていますが……
 もう片方の翡翠は壊れておらず、原型を保っています…

平玉ひらだま/石製円盤せきせいえんばんと、勾玉まがたま

向かって左側の遺物 平玉ひらだま/石製円盤せきせいえんばん

平玉ひらだま/石製円盤せきせいえんばん
970942/962/1098
弥生時代後期
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 左から頁岩製、天河石製の平玉と、中央に未貫通の孔がある石製円盤です

天河石製の平玉

 こちらの平玉も、会場で案内をされていた職員の方にオススメして頂いた逸品です。

 素材は天河石(アマゾナイト)と言う、長石の仲間の宝石で作られた玉で、かなり綺麗です…

 アマゾナイトが属する長石の仲間の宝石は、サンストーン、ムーンストーン、ラブラドライト等が有ります。




向かって右側の遺物 勾玉まがたま 

勾玉まがたま 
971180
古墳時代後期
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 頭部が欠けている碧玉製の勾玉です。
 住居跡から出土しました


丹塗にぬりの弥生土器やよいどき

丹塗にぬりの弥生土器やよいどき
(写真の解像度が低く、番号を読めませんでした…)
弥生時代後期
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 表面に丹と呼ばれる赤色顔料(ベンガラ)がぬってあります。
 祭祀に使われたと考えられます


砥石といし敲石たたきいし

砥石といし敲石たたきいし
970943
弥生時代後期
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 磨製石鏃や石包丁などの石器をつくったり、刃先を研ぐのに使われました。
 両端に何かを叩いたあとがあります。


小玉こだま/丸玉まるだま

小玉こだま/丸玉まるだま
971516ほか3点
古墳時代後期?
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 青色や紺色のガラスの玉です


土師器はじき つき

土師器はじき つき
971148
古墳時代後期
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 食べ物を盛りつけたりしたと考えられています。
 内外面ともに丁寧にヘラのような工具で磨かれています


土師器はじき かめ

土師器はじき かめ
(写真の解像度が低く、番号を読めませんでした…)
古墳時代
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 住居跡から出土しました。
 内外面ともにハケのような工具で調整をしています


土師器はじき かめ

土師器はじき かめ
971213
古墳時代
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 住居跡から出土した胴部が長い丸底の甕です


須恵器すえき坏身つきみ/坏蓋つきぶた

須恵器すえき坏身つきみ/坏蓋つきぶた
971303
古墳時代
高千穂町 宮ノ前第2
 朝鮮半島から伝わった技術でつくられた器です。
 窯で焼かれています


土師器はじき かめ

土師器はじき かめ
971200ほか5点
古墳時代
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 住居跡から出土しました。
 布留系の甕で、非常に薄いつくりです


炭化種子たんかしゅし モモ

炭化種子たんかしゅし モモ
971185
時期不明
高千穂町 宮ノ前第2遺跡
 住居跡から出土した炭化したモモの種です



『ふるさとの遺跡再発見 高千穂会場』の備忘録③へ…(To be continued..)

 今回の備忘録は、ここで一旦終了します。

 ここまでの写真の中で、造形的に一番好きだった遺物はクロム白雲母製、翡翠ヒスイ 製の獣型勾玉じゅうけいまがたま です…。

 この獣型勾玉勾玉については、その野性的なおもむきの形状が、個人的に好みなので、今回、ここで見る事が出来て良かったです…。

 下記の獣型勾玉は、以前、奈良県の大神神社に行った時に社務所で購入したアベンチュリン(インド翡翠・水晶の仲間)で作られた物です…


 続きは、少し時間が掛かるかもしれませんが、少しづつまとめて行きたいと思います。



他の『ふるさとの遺跡再発見 高千穂会場』の備忘録へのリンク


『ふるさとの遺跡再発見 高千穂会場』の備忘録①

現在の記事
『ふるさとの遺跡再発見 高千穂会場』の備忘録②

『ふるさとの遺跡再発見 高千穂会場』の備忘録③

『ふるさとの遺跡再発見 高千穂会場』の備忘録④(終)




記事を書くのに掛かった時間
2024/08/12/月~2024/08/14/水

公開日
2024/08/14/水/2034

最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。