(2023/04/03/月)女狭穂塚出土の記号が描かれた円筒埴輪(レプリカ)と菜の花畑で撮れた『?』な写真。
本日の写真
円筒埴輪(レプリカ)
(現品所蔵 宮内庁書陵部)
こちらの遺物は、以前紹介した円筒埴輪(レプリカ)と同じ物ですが、展示されている施設が違うものです。
昨日現地で撮影したので、忘れる前に備忘録として、写真と感想を残しておこうと思います。
感想
こちらの円筒埴輪(レプリカ)は、冒頭に記載した通り、以前別の博物館で展示されていたレプリカと同じものです。
しかし、こちらの円筒埴輪(レプリカ)は、ガラス越しでは有るものの、かなり近くで観察する事ができ、焼き物の表面や、模様の描かれ方等を細かく観察する事ができます。
以前紹介した施設の方が展示ケースが大きいのですが、円筒埴輪(レプリカ)までガラスを隔てて距離(1~2m位?)が有る為、細かい所まで観察できませんでした。
その観察するのが難しかった時、昨日観覧した博物館に円筒埴輪(レプリカ)が展示されていた記憶が有ったので、昨日博物館に行った際に確認し、写真を撮影しました。
黒を基調とした展示ケース内で、背後からブルーのライトで照らされ、正面下部からライトアップされているので、凹凸がより際立って観察し易く、又、非常にカッコイイ雰囲気がする展示だと思います。
この『↑』のマークについては、以前観覧させて頂いた大阪府堺市の堺市博物館(仁徳天皇陵古墳(大山古墳・大仙陵古墳)前にある博物館)で、確か女性の学芸員の方から、この他にも幾つか記号が見つかっており、地域を跨いで存在する記号も有るので、埴輪を作った職人チームのサインかも知れないと言う意見を聞きました。しかし、正確な事は判らないとの事です。
(解説をして頂いたのは少し前でうろ覚えなのですが、おおよそ上記の様な回答を頂いたと思います。今後、大阪府堺市の博物館に行った際、再度お話を聴けたらと思います。)
この様な現在意味が解らなくなっている遺物やデザインを見ていると、今流行っているブランドやデザインも、この円筒埴輪が造られた1500年前の記号と同様、そのうち意味も価値も失われると考えると諸行無常を感じます。
これら、土器に表現された記号や絵が私は好きなので、昨日改めて確認出来て良かったです。
今後この模様も、私の作品を作る際にどこかで使おうと思います。
(単純なカタチなので似ているだけかもしれませんが、ルーン文字のティールに似ている、というかそのままの形なのは面白いと思います。)
昨日、博物館周辺の菜の花畑で撮れた『?』な写真。
昨日は天気も良かった為、この円筒埴輪(レプリカ)が展示されている博物館に行きましたが、その博物館の近くの菜の花畑や桜が満開になっていて、出店が多く出店され、祭りがおこなわれていました。
景色も良く綺麗だったので、何枚か写真を撮ったのですが、何処を撮っても人が入り込んでしまう位賑わっていました。
下記の菜の花畑の中には道が造られており、菜の花畑に入る事ができる様になっている為、菜の花畑の中も人がいます。
その中で良く判らない物が映っていたのでメモ代わりに残しておこうと思います。
この写真を見付けて、その前に取ったパノラマ写真を見返してみると、同じようなモノが少し違う場所に映っていました。
この写真は、前の写真より先に撮影したパノラマ写真です。
写真の両側には人が映っているので、両端の一部をカットしました。
う~ん、何か判りませんが黒い点の様なモノが映っていて、その点は画面の上から下(手前から奥)へ移動している様です。
昨日は現地に人がかなり多くいた為、その中の誰かが飛ばした風船や、ドローン、ただのホコリ等の可能性も有るので何とも言えませんが、この様な写真は初めて撮影しました。
なんにせよ、昨日は多くの遺物の写真や、面白い風景写真が撮影出来て良かったです。
2023/04/03/1122~1200・1300~1405