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現役薬剤師が処方薬不足時の対応を紹介する

今月のnoteテーマは「薬剤師」。その中でも本日は「薬局に薬の在庫がなかった時の対応」をつづらせていただく。

処方箋に記載された薬が必ずしも薬局にあるとは限らない。たまたま在庫を切らしていたり、そもそも普段その薬を取り扱っていなかったり、メーカーさんの事情により出荷が停止になっていたりなど、理由は様々。そんなときの薬局の対応をいくつかご紹介する。

①発注する
シンプルに卸(おろし)さんへ注文する。出荷停止になっていなければ、大抵の場合、翌日以降に届く。

②他店舗からもらう
近隣の薬局から薬を分けていただく。同一会社の場合、そのやり取りを店間(てんかん)と呼ぶ。

③他の薬局へご案内する 
①、②が困難な場合、受診された病院近辺の薬局へ行くことを勧める。なぜならその薬を取り扱っている可能性が最も高いから。


もし薬局が混み合っていないにも関わらず、待ち時間が長い場合、もしかしたら薬剤師たちがあなたの薬をどうにか確保しようと必死に行動しているのかもしれない。そんな可能性を念頭に置いてくれると嬉しい。

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