見出し画像

現役薬剤師が感じる現代日本の課題

今月のnoteのテーマは「薬剤師」。その中でも本日は「薬剤師として感じる課題」をつづらせていただく。

薬局とドラッグストアにて多くの方々と関わりを持ち始めてから、現代日本の課題を意識せざるをえなくなった。私が感じる課題は2つ。1つは医療従事者でない方々の薬に関する知識不足、もう1つはそもそも不調の原因が生活習慣にある点だ

前者は当然といえば当然だ。だからこそ、私たち薬剤師が存在している。とはいえ、薬を自身の判断で購入できるようになった今(これ自体は喜ばしいが)、日本の治安維持のためにも最低限の知識を備えてほしいのが本音だ

後者は日本があらゆる面で豊かになったために生じた弊害だろう。私自身も決して他者をどうこう言える立場ではない。

手軽に食料や情報で心を満たせる一方、身体的な健康が危ぶまれるようになったと感じる。何だったらその心の充足感は一時的なものに過ぎず、実はずっと何かに苛まれているのかもしれない。

これらの課題を解決するには長い年月を必要とするのは言うまでもない。私1人の力ではたかが知れているという無力感を抱えながら今日も現場に立っている。

いいなと思ったら応援しよう!