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「何でも言い合える関係」ほど怖いものはない

2月のnoteテーマは「恋愛」。その中でも本日は「何でも言い合える関係」についてつづらせていただく。

恋人とどのような関係を築きたいですか?

この質問に対する回答として、「何でも言い合える関係」と耳にすることがある。おそらく回答者は隠し事を良しとせず、心理的な安全性に重きを置く方なのだろう。

そもそも人間は性質上、大なり小なり未知なるものに恐怖を抱きやすい。そのため、回答者の考えはごく自然だ。けれども大半の人間は生きていればやましいことの1つや2つ抱えているはず

それを「何でも言い合える関係」が故に暴かれた場合、2人の関係性は果たして深まるだろうか。むしろ自身は残酷な事実に傷つき、相手はこれ以上ない屈辱感と罪悪感に苛むのではないだろうか。

「何でも言い合える関係」の本質は、何でもかんでも情報を共有するのではなく、2人の意見が対立しても互いへのリスペクトを忘れず、話し合いができることだと私は思う。

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