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雨があなたにもたらすメリット2つ

雨は忌み嫌われがちだけど私はそんなに嫌いじゃない。むしろ好きに近い。理由は2つ。1つはお店が空くから、もう1つは自分の代わりに涙を流してくれているから。

雨の日にお店に出向くお客様が晴れの日と比べると少ないことは接客業に就いたことのない方でもなんとなくわかるだろう。もちろんお店側としては客数の低下は売上に響くため、避けたいところだが私以外の客がいない広々とした店内を一人で独占できるのはこの上ない贅沢である。特に飲食店では他に客がいない分急かされるおかげかいつもより食事を優雅に味わっていただくことができる気がする。

雨が自分の代わりに涙を流してくれているといった考えは割と最近生まれた考えだ。きっかけは明確には覚えていないが恐らく泣けばすっきりするはずなのに涙が出なかった際に思い浮かんだことだったはず。年齢を重ねるにつれて涙の蛇口が固くなることはあなたにも思い当たる節があるのではないだろうか。

ともかく雨さん、今日も私の心を潤してくれてありがとう。

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