見出し画像

【沖縄県知事選2018】支持政党別支持動向を可視化~接戦報道を検証

先週13日に沖縄県知事選挙が告示を迎え、昨日17日には早くも琉球新報などが序盤情勢を「接戦」と報じた。本稿ではこの「接戦報道」を、支持政党別支持動向を可視化することにより検証する。

琉球新報が沖縄テレビ放送とJX通信との合同で14~16日に行った世論調査によれば、いずれも無所属でオール沖縄が支援する前衆院議員の玉城デニー氏と、自民・公明・維新・希望の各党が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏が「接戦」を繰り広げているとされている。これを受け両陣営とも引き締めを図っている模様だが、改めて当該報道を検証したい。

報じられた政党支持率は以下の通り。

自民 21.1%
立民 8.7
共産 7.9
社民 6.3
公明 3.7
自由 0.7
国民 0.5
維新 0.3
その他3.0
無党派48.0

このうち、自民・公明支持層の7割以上、維新支持層の6割以上が佐喜真氏に投票すると答えている。一方、社民・共産・社大・自由・国民民主・立憲民主などの支持層の8~9割近くは玉城氏に投票すると答えている。また無党派層では玉城氏が浸透し、佐喜真氏に勢いがあるとしている。また約1割が態度未定としている。

これをきりはら君(Twitter : @E_kirihara)に可視化してもらったものが以下である。

※この記事は有料(300円)です。続編の選挙ドットコム報道を検証した記事(300円)をご購入いただいていない方は、有料マガジンよりご購入いただくと500円で2つの記事を閲覧可能です。

ここから先は

955字 / 1画像
この記事のみ ¥ 300

情勢調査・情勢分析や、選挙社会学に関する研究は皆さまのサポートによって成り立っています。ぜひサポートでご支援をよろしくお願い申し上げます。