「大学」を読んで③
おはようございます。
「大学」の訓読続いています。今日で4日目。
最初は、オーディブルでの耳読から始めたので漢字がわからない言葉があって、なんとなくのイメージの字を当てていたんですが、訓読で読み始めると、漢字を見て、勘違いしていたことがわかって面白いです。
その中に、絜矩(けっく)の道というのが出て来ます。
語呂がいいので耳に残る言葉だったんですが、聞きながら、獣狗の道という字を頭で当ててました。
そんなことをするのは、獣のようなことだ、と言っているんだろうなって、ふむふむと納得していたつもりになっていました。
しかし、正しくは、絜矩(けっく)の道。
上司にされて嫌なことを部下にするな。
部下にされて嫌なことを上司にするな。
前で嫌なことを後ろにするな。
後ろで嫌なことを前にするな。
右で嫌なことをを左でするな。
左で嫌なことを右でするな。
自分の基準をどこに置きますか?と問われている気がします。
どこどこでされている。
誰々もしている。
以前はこうだった。
ではなく、自分の基準はどこに置いているのか?と解いてあるようです。
嫌なことは、どうしても起きます。
嫌なことをゼロにすることはできない。
嫌なことが起きた時は、絜矩の道の出番だって思えるそんな生き方いいなーって思います。