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ポポンゴスの宝
ペルーを発った研究員・ゴスロリレベルマン博士は
ポポンゴスの宝を探しに有楽町に向かった。
もちろん相棒のトマト・あまおうも一緒である
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あまおうは博士に話しかける
「そうですかね」
博士は口を開くことはなく、移動中ずっと足湯にハマっていた
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85時間の移動の末、一行は有楽町に到着。
レンタカーの苗を借り、知らないおじいさんの家の庭に埋めることに成功した
成功を祝して、博士はペルーにイルカを見に行くことにしました
もちろん相棒のトマト・あまおうも一緒である
あまおうは博士に話しかける
「普段からですかね」
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博士は口を開くことはなく、プリッツの塩だけを抽出し、
その8割を足湯に寄付することにハマっていた
さすがでは、ある
2時間の移動の末、一行はペルーに到着。
家系ラーメンの香りをまとった犬・メランコリック知世(ともよ)が歓迎してくれた
「こちらの部屋を使ってください、タオルはこれ使って」
とても親切なメランコリック知世だが、なんせ部屋が犬小屋なので、博士とあまおうが入るには十分すぎる狭さだった
でも親切っていいことだから、博士とあまおうは一泊することにした。
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その晩、メランコリック知世はいろんな話をしてくれた
牛乳に毛糸を漬け込むとキモいこと
ペルーの夜空が綺麗なこと
ドラえもんの「ドラえ」が命令形にも関わらず
どうしていいかわからないということ
そのすべてを無視して、たまたま有楽町特集がやっているっぽいテレビを見ることにした
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特集のタイトルは
「庭で車を栽培するおじいさん」
インタビューされているおじいさんはこう話す。
「今はパジェロが旬です」
ここまで言われると、さすがにすべてのわかる部分がわかったので、
博士はこう言った
「みなさんを部屋に集めてください。犯人はこの中に、います」
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あまおうは部屋に全員を集めた。
その中でも一番あやしそうな学生・マルマルモリモリみんな薫子(かおるこ)が叫ぶ
「かわいいインコよ!」
その声に続き次々と叫び、撫でまくるみんなの人たち。
「かわいいインコだ!」
「インコじゃないか、かわいい!」
その瞬間、堪忍袋の緒が切れた博士が叫んだ。
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「5画のひらがな!!!!!!!!」
みんなは「な?」とか「や?」とか言い始めました
正解は「ぱ」である
その勢いも相まって、博士の妹は新しいローファーを買いました
似合うそうです
明日は木曜日です、みんなお仕事がんばってください