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愉しみ

仕事上、情報を整理したファイルをたくさん使用している。

だんだん情報が多くなってくると、ファイルを新しく作って分類しなおしたり、ファイル内の綴じる順番を工夫したりする。
見出しもこだわってつけてみたりする。

変なところでこだわっているけれど、私が一人で使うものなので、それでいいのだ。

そんなこんなで、昔から文房具が好きだ。

仕事で使うものだけれど、ファイルや見出しやその他諸々は、私物だ。
本当は良くないのかもしれないけれど、せめて、私のデスク周りは好きにさせてほしいという意思表示だ。
逆に「仕事のために自分のお金を使うなんてあり得ない」という人もいるだろう。
それは「どうぞお好きになさってください」と思う。

情報が必要になった時に「あ、あれ。あの情報、どこにあったっけ?」と思ってファイルを手に取り、すぐに見つける。最高だ。
逆に「あれ?あの情報あったはずなのに。こっちかな?ないな。あれ?」となった時は本当にイライラする。
使えない情報は、逆に足手まといになる。
探している間に、そもそも別のルートでたどり着けることもあるからだ。

そういうわけで、私はファイリングすることも好きなようだ。
なんだか本末転倒な感じもするけれど、最近は仕事のためにファイリングをするのではなく、『いかに有効で美しいファイリングをするか』に取り組みながら、仕事をしている。

そういえば、自宅の本棚もそうだ。
ただただ、自分の好きな配置になっている背表紙を眺めるのが好きだなぁ。

なんにせよ、愉しいのだから、良しとしよう。