なぜ鉄は錆びるのか
鉄が錆びる理由は、酸素と結びつくからです。
鉄が酸素と結びつき、酸化鉄になります。
酸化鉄の集合体が錆びなのです。
厳密には違いますが、そこは簡単に考えてくださいね。
大切な車を長く乗りたいよ…みんなそう思いますよね。
そこで車の鉄を錆させない3つの方法をご紹介します。
◆防錆塗装をする
これはかんたんな理由です。
要するに、鉄と空気が触れない様にするのです。
鉄にコーティングを施し、酸素と結びつくのを防ぎます。
これは最大の原因、水分から防御するというのが目的です。
水は空気中の酸素と溶け込み錆びさせます。
鉄は乾燥さえしてれば錆びることはありません。
直接濡れないようにする事が必要になるわけです。
これは塩害対策にもなります。
◆洗車をする
これはもっとも手軽に出来る対策です。
水が鉄を錆びさせるのになぜ?…そう思うかもしませんが、これは乾燥をさせる為の洗車になります。
こいつ何を言っているんだ?…そう思いますよね。
車ならではの理由があります。
車は常に外気さらされてます。
走行をすれば泥やホコリが舞い散り、下回りやボディに付着します。
くぼみや、下回りやボディの合わせ目など色々な場所に溜まるわけです。
泥やホコリはスポンジの様に水を吸います。
そうすると、なかなか乾きません。
溜まった泥ホコリを洗い流す、これが目的になります。
もう一つ、これこそが最大の理由です。
融雪剤を洗い流す事です。
融雪剤は雪国ならではのモノですが、これは塩と同じなので錆を発生させます。
塩自体が錆を発生させるのではなく、塩は水を含みやすい性質があります。
水を含みやすいという事は、乾きづらいという事になります。
目的は全文で書いた泥ホコリと同じ理由です。
鉄の大敵、水から守る為の洗車になります。
一つポイントがあります。
これ、けっこう大事なポイントです。
洗車後は、軽く町一周ドライブをしてください。
またまた、こいつ何を言ってるんだ?と思いますよね。
車を走らせる事で水分を飛ばす訳です。
車も犬みたいにブルブルってできれば楽なんですけどねー…
気持ちよ〜くドライブしてください。
あ、なるべく晴れた日に洗車してくださいね!
言わずもがなでしたね…
◆雨、雪の日は乗らない
これは究極です。
まず日常使いの車では無理です。
セカンドカーを買ってください。
もしくは、冬だけ乗らない。
私は、融雪剤こそが車を錆びさせる最大の理由だと思っています。
私の大好きな車は、融雪剤により致命的なダメージを追ってしまいました。
泣きましたよ…
冬はメインカーに乗らない、もう趣味としての車になってしまいます。
◆番外編
電子の力で錆びを遅らせる。
車体に微弱な電流を流し、電子コーティングをする。
すいません、私にはこの科学的メカニズムはわかりません。
ただ、過去に一台だけこの装置がついた車を見た事があります。
たしかに日常つかいの車にしては、錆びは少なかった様に思いました。
眉唾物なのかなとも思いましたが、どうやら歴史ある装置の様です。
ちょっと高価なので試すまでには至ってません。
長々と書きましたが、要するにコーティングする事が大事です。
日本車に限っては、元々の下回り塗装では錆を防ぐ事が非常に困難です。
まぁ、この事に関しては別の時に書いていきたいと思います。
雪国のみなさん、車は最初が肝心ですよ。
錆びる前に塗装し、まめに洗車をしましょう。
それではまた
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