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苦手意識を克服する(ように頑張る)

パソコンが苦手だ。普通に仕事で必要な部分を使うとか、テキストを打つとかエクセル使うとかくらいのことはできるけど、バックアップとかサーバーとかそういうのが全然わからん!!ってかんじで、後回しにしていた。

それを今回教えてくれる人が現れて、教えてもらって、やりたいことをなんとかやることができた。感謝。

やりたいこと(目標)を明確に持って、教えてくれる人がいて質問があったら聞ける状態で、必要なシステムを触っていたら、これはどういう仕組みでどこに何があってというのがなんとなくちょっとずつ見えてきて、やってるうちに作業のやり方がわかるようになっていった。

広大な砂漠で、どっちに進んで何をすればいいかも分からなくてこのまま倒れてジ・エンドみたいな状態から、賢者に地図の読み方を教えてもらい、目印がどこにあるかを教えてもらい、一緒にオアシスを目指してもらえて、歩いているうちにこの場所がどんな場所かわかってきた、みたいな気持ちだった。


振り返ってみると、実際の作業はかなりシンプルで、作業自体の時間は慣れたらかなり短かった。(実際慣れてる人には多分そんなに難しくないことだったんだと思う)


一番大変だったのは、最初の自分の拒否反応を捨ててやる気を出すところ、最初教えてもらった説明書を読んで理解するところだったかも。


ここでなぜそんなにも「パソコンが苦手だ〜、嫌だ〜、やりたくない〜」と思っていたのか振り返ってみると、だいたいこんな理由だったと思う。

  1. やり方の説明の中にある単語たちがわからなくて、何を言ってるか理解するのがめんどくさい

  2. どのくらいの作業になるか全体像や所要時間がわからないので、自分がどのくらい大変なことに巻き込まれるか分からず、逃げたい気持ちになる

  3. やってみて失敗したときに、何が悪かったのか自分でわからないので、リカバリーできないことが心配

  4. みんなはわかってるのに私は無知であるということを突きつけられるのが恥ずかしい


きっとこれは今回の件に限らず、色んなことに言えるんだと思う。

説明の意味が理解できて・全体像が見えて・失敗したら助けてもらえるセーフティネットが用意されてて・無知をさらしても誰にも笑われなかったら、難しそうに見えることでも挑戦してみようと思えるのかも。


実際、終わって振り返ってみれば、「なんでもっと早く取り組まなかったんだろう?すぐ終わったのに!」って思った。

また、パソコンを拒否する気持ちが減ったので、その流れでいつかやらなければになってた仕事のパソコンの入れ替えも重い腰を上げてやってみたら、結構すぐできた。(事前にやり方を調べて、旦那さんに相談して、手順をシミュレーションしてからやったら、シミュレーション通り終わった)


苦手でよくわからなくて嫌だな…と感じることも、分解してみると案外1-4みたいな理由に基づいていて、試しにやってみたら思ったより大変ではないというのはあるなと思った。


以前、読んだ中島聡さんの「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」という本に、完成品の試作品(プロトタイプ)をまずは作ってしまえ、最初に!と書いてあった。

本の感想についてはこの記事に。


まさにそれで、最初に完成品のプロトタイプを作ったりシミュレーションしてみると、1.意味が理解できて、2.全体像や所要時間が読めるようになり、スムーズに進むのかも。

あとは無知を笑われるのを恐れないこと、
もしもの緊急事態に助けてくれる人を見つけること、そして、できるだけその人の負担にはならないように頑張りつつ、それでも絶対負担をかけることになると思うので、ありがたく感謝するとともに、自分も誰かの緊急事態に助けてあげれる人になることだ。



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