お兄ちゃんを数値化しそれをもとにいろんな専門家が判定したり方向付けたりしました。そして私たち親子は地図を手に入れて行ったわけです。果てしない地平線のどちらに進むべきか。
さて、お兄ちゃんが区の教育相談で
S-M社会生活能力検査テストを受けたことの続きです。
L 移動
O 作業
C 意思交換
S 集団参加
SI 自己統制
という項目のテストがありました。
(現在はちがうかもしれません)
結果は各項目でのばらつきが大きいのが特徴でした。
特に
C 意思交換(communication)
S 集団参加(socialization)
がお兄ちゃんの弱点だと教わりました。
ここから何が見えるのかについて説明を受けました。
以前、作業療法士さんや臨床心理士さんに診てもらった内容も、
今回別の角度から診てもらったテストの結果も
角度は違っても印象は似ていました。
ざっとこんな感じでした。
こういった、人をテストしていくことを「モルモットみたい」と言って
嫌がるひともいました。
でもこれは多くの似た境遇の人が提供してくれたデータで
出してもらえた
私たちにとっての「地図」でした。
これからどっちらに向かっていくのか、
どういうことが待っているのか。
まだぼんやりですが、ちょっと見えてきたものがありました。
そして、今だから言えることは
概ねその通りの小学校生活になっていきました。
それはこのころから3年経ってからわかってくるのでした。
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