4ヶ月ぶりに帰省しました、父は病院からホームに転居して、少し落ち着いていました。 でも父の認知症はだいぶ進んじゃって、 再会に 「お!」とか言っちゃってるけど、あまり私と分かってないみたいでした。
私は父が胃がんの手術で入院する前後から、
だいたい半年くらいほぼ毎月帰省していました。
しかしひょんなことから母の機嫌を損ない
(珍しいことではないけど、いつも理不尽です)
しばらく実家出入り禁止になっていました。
険悪のムードの転院先の病院を、数週間で出た父。
もしかしたら不平とストレスで消耗したのでは…。と気がかりでした。
でも、「久しぶりお父さん!元気そうだね!!」
と言うと
と言ってニヤリ。
懐かしい笑顔でした。
胃がんで入院した前後から、まず「笑顔」を見たことがなかったから。
でもやっぱり違和感。
1つは「実は私のこと誰だかわかってない感じ」ということ
ね、やっぱりわかってない。
それと感じた違和感のもう1つは
「車椅子での生活が板についている」
ということでした。
つまり父はもう歩くことはないのだ、ということを
はっきりわかったのでした。
でもどうも見ていると「波長が合ってふとわかる時もある」
今回の滞在の間にそう感じました。