東南アジア一人旅行記(6日目)
こんにちは、あるしあです。
卒論の執筆が終わったのでしばらくnote更新に注力できそうです。忘れないうちに書いていきます。
今いるのはタイのカンチャナブリー。
カンチャナブリーはバンコクから100km強西に行ったところにあるクウェー川のほとりの街。第二次世界大戦の際に日本軍が敷設した対緬鉄道が通り、犠牲になった連合軍の墓など数々の戦争関連施設があります。今日はそんな施設らを巡ります。
朝起きたのは8時頃。ホテルでビュッフェスタイルの朝食を食べます。今日はいつ昼食を食べられるかわからないので多めに食べました。川沿いの朝食会場で風を感じながら頂けます。
全体的に美味しかったです。おかゆに入れた薬味が青唐辛子ベースでめちゃくちゃ辛く、残してしまいました。
特に美味しかったのはマンゴスチン。初めて食べましたが、みずみずしいバナナといった感じで気に入りました。ジューシー。
早速観光に出かけます。まずは近くの橋を観に行きます。
この橋は日本軍が敷設したもので、今でも一部はその時代のものをそのまま使っています。現在は国鉄が上下2本走る現役の橋。タイ国はユルいので、歩いて渡ることもできます。この日は日曜日だったので、多くの観光客が歩いています。
線路脇には退避場所があるので列車が来ても大丈夫。線路上でカメを売っている婆もいました。わざわざそんなところで売らなくても…
ちなみに対岸にはほとんど何もありません。渡ること自体に価値がある橋です。
10時頃。国鉄に乗るために再びカンチャナブリー駅へ。Grabバイクで向かいます。時速100kmくらいで走られてめちゃくちゃ怖かった…
こっちはノーヘルなんですよ、生きた心地がしなかった
カンチャナブリー駅で切符を買い列車に乗車、バンコクとは逆側に1時間ほど乗ります。日曜日なのでかなり混んでいました。団体ツアーの人が多かったかな?日本人の同乗者はほとんどいなかったです。訪問日を平日にするべきだったと後悔…
11時過ぎ、タムクラセー駅で下車。周りの乗客も同じ目的なのか、ほとんどみな降りていました。
ここタムクラセーもカンチャナブリーと同様クウェー川に架かった橋が有名なのですが、このタムクラセー橋梁は一味違います。木造の橋梁が川の断崖に沿って架けられています。すごい迫力だ…
レール以外は土台からほぼすべて木でできたこ橋梁はメンテナンスこそされているものの、戦時中に架けられて以来一度も架け替えたことがないそうです。
重い鉄道車両を支え、雨に打たれても壊れないなんて、木材の耐久力ってすごいんですね…
防護柵もついていない橋梁を歩いて散策します。足を滑らせれば谷底へ真っ逆さま。こんなところで死ぬわけにはいかないので、超慎重に歩きました。
橋の途中には洞窟があり、休憩所となっていました。中はとても暗かったので写真は撮れませんでした。
駅のほうには観光客向けの商店が軒を連ねています。レストランもありますが、衛生面が不安な佇まいで…ちょうど昼時ですがご飯はお預けです。暑いので炭酸水を買って飲みました。
商店街を徘徊していたら雨が降ってきました。熱帯地域はこれだから困りますねぇ…
近くの有料トイレで雨宿りをさせてもらいました。5THB。
受付のおばちゃんが親切に椅子を用意してくれました。
帰りの列車が来ました。
切符売り場がないので切符を持っていませんが、車内で買えるようなのでそのまま乗り込みます。
木造橋梁を渡ってカンチャナブリーへ。
きっぷは車掌から買えました。現金しか使えません。
1時間ほどでカンチャナブリーに帰還。駅前の公園には昔使っていた機関車が保存されています。
お腹がすきましたが、お目当ての博物館が閉館しそうなのでランチは後回しです。
この博物館では泰緬鉄道を中心に第二次世界大戦の歴史に関する展示をしています。今日見た橋梁たちは泰緬鉄道の名残ということでゆかりのあるこの地に博物館があります。
現地人や捕虜の欧米人目線の展示物は日本では見られないもので、なかなか興味深いものです。わざわざ来た甲斐がありましたねぇ
展示物を見た後にコーヒーを一杯もらえます。インスタントのコーヒー、いらないから10THB値下げしてほしいなぁ…
博物館の向かいには戦争で亡くなった人たちの墓地があります。
墓なので写真は撮っていません、人の墓ですからね
夕方近いので昼ごはんはセブンで買ったおにぎり一個。130円くらいなのにめちゃくちゃ具が入っていておいしい!日本のセブン見てるか~~❓
ホテルに戻って少し休んだ後、またホテルのレストランで夕飯を食べました。写真のメニューで150THB。タイとはいえ安すぎやしません?
明日はバンコクへ帰ります。また次回。