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7ヶ月間の南仏生活( 2 )。

バタバタとよくわからないままやって来たフランス、ペルピニャン。

フランスには何度も来ているけどパリしか知らなかった私には南仏はパリと全然違って新鮮、とゆうより、ここフランス?とフランスに来た感が全くありませんでした。だってヤシの木とか生えてるんだもん🌴。

オペアになってからの生活を細かく書くと凄く長くなっちゃうから省くけど、率直に、正直に言うと私には合っていませんでした。

勿論、留学や移住、引越しをした際に職種だけでなく、住む国、町、学校、ホストファミリーなど色々な事で、

『自分には合わない。』

と感じることがあると思います。私の場合はこれが大嫌い無理!ってものはなかったけれど小さな嫌だなというストレスが日々色々あった事と、これは大好き!という何か私を引き止めるようなものがありませんでした。他にも、12月から1月にかけてはビザに問題が出たり、体調を崩す、友人の死などが重なり精神的にとても辛くなってしまいました。

今後オペアを考える人の為に書くと、私が嫌だったのは

1.  田舎すぎて退屈に感じた。どこに行くにも車が必要なのも厳しい。
2. ホストファミリーは良い人たちで家族のように扱ってくれる反面プライベートな時間や空間がない。私にはこれが一番厳しかった。
3. ホストファミリーと生活スタイルが合わない。(彼らは友達招いてパーティーしたり音楽ガンガンにかけたりするのが好き、私は家では静かにしてたい。)
4. 友達は出来たが凄く仲良い人には出会えなかった。
5. 言語の壁。(自分の勉強不足)
6. フランスの文化に馴染めなかった。

ちなみに私は以前イギリスに4年間留学しているのですが、私はイギリスの映画や音楽、ファッション含め文化が大好きで、ただ古着屋さん巡りしてるだけでも幸せで、ペルピニャンでそう言った大好きなものが見つけられませんでした。大きな都市のパリやリオンなどに行っていたらまた全然違った経験だったかもしれないです。

イギリスに初めて行く前、イギリスに対して私は大した興味はありませんでした。知ってるのはハリーポッターくらい。でも最終的には大学も行って大好きになって、今は恋人も友人もいる大切な場所です。

フランスも、住んでみたら好きじゃないかもしれないと思ってきました。旅行と住むのは全然違うから、幾らパリが大好きでも、住んだら嫌いかも、それでもフランスに1回は住んでみたいと思って来たので後悔はしていません。無駄なんてないしね。

留学って、友達沢山できて、言葉もペラペラになって、帰るときには帰りたくないって思う、留学先がセカンドホームになる、みたいなキラキラしたイメージが多いと思います。

だから上手く溶け込めなかったり、留学先が好きになれなくて自分を責めたり、落ち込んでしまった人、自分が留学に失敗したと感じてしまった人達を知っています。

でも、みんながみんな留学先を好きになれるわけじゃないしそこはもう運だと思います。たまたま気の合う友達が出来たら最高になるかもしれないし、今回の私みたいに好きじゃないって思うかもしれない。でもそれって自分だけのせいじゃない、だからあんまり自分を責めないで欲しいし、辛かったら帰国するのも全然あり。

世界には沢山の国があるし、同じ国でも、都市でも、時と場合によって留学経験は全く変わってくると思います。だから初めての留学(旅行も)が自分の思い描いていたものじゃかったら確かに残念だけどそんなに落ち込んだり、留学先を嫌いになったりしないでほしいなと思います。

お金もかかるしそんなに簡単にできないよ、1回しかチャンスはないって場合もあると思いますが、まあこんな留学/海外生活体験もあるんだよ〜とゆう話でした。

勿論、フランスで素晴らしい経験、好きだったこともあるので次回はそれについて書きたいと思います。

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