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千葉県を鉄道でほぼ一周してみたvol2

こんにちは、想定より髪を切られて納得のいかないるるるです。今回は前回の続きから書いていくので先にvol1を読んでいただけると嬉しいです。


素人がなんとなく感じたことを書いてみる

出発は2024年9月8日、快晴。最高の電車日和。町の歴史、地理学をほぼ知らない私が千葉を一周して思ったことを書いてみます。

千葉駅から浜金谷駅まで

ここまでの道のりは代わり映えがあって日帰り小旅行にぴったりだと思いました。この距離、このルートの鉄道旅なら人に勧められる。京成電鉄と千葉都市モノレールに接続している千葉県有数の中心駅千葉駅から近隣にフェリー乗り場があって東京湾を一望できる浜金谷駅までの約1時間30分の旅は車窓から見える景色の移り変わりが楽しく見ていて全く飽きない。私は人々が設置したレール上を走る在来線が自力ではいけないところまで知らぬ間に連れて行ってくれる不思議な感覚が鉄道移動旅の醍醐味と考えているのでここの移動はテンション爆上がりでした。

途中君津駅で単線区間(相対する方向の列車を一つの線路のみで運行する区間)に入ると電車も15両編成から切り離され2両編成になります。観光客もまばらながら存在し想像していた閑散とした風景ではありませんでした。
君津駅以南は今まで行ったことがなく一気に未知の世界に行くような高揚感がありました。

銀行、学習塾、マンション等が立ち並び、栄えている君津駅周辺

君津駅以南はいよいよ皆さんが想像する房総の景色が広がっていきます。広がる海と、海と隣合う環境特有の田舎風景を見たときこの旅の成功を確信しました。富津市にあるマザー牧場付近の2,3駅の看板に「マザー牧場まで〇km!」と書いてありました。ここに降りたとしてどうやってマザー牧場に行けばいいんだ?!と思いましたが、、、マザー牧場大人気ですね(?)
君津駅以南の内房線駅周辺で印象的だったことと言えば銀行か郵便局だけが必ずと言っていいほどあることです。田舎町にポツンとある綺麗で大きな建物の異質さに写真を撮る手が止まりませんでした。


THE房総!浜金谷


浜金谷駅、多くの観光客で賑わっていました。駅前には釣具屋。


千葉駅から1時間30分、浜金谷駅に到着しました。降りた瞬間かおる潮風で胸いっぱいになりました。この駅は特定の時間のみ駅員さんがいるようで私たちが昼食後再度駅に戻った時には駅員さんはいませんでした。(フリーパスなのであまり関係ありませんが)
浜金谷駅を降りるとすぐ観光名所の鋸山(のこぎりやま)が見えます。たくさんの登山客が内房線に乗っていたのも納得です。鋸山とは千葉県で四番目に高い山(329m)であり、古くから信仰の地としてそして江戸時代からは房総石の採石場所として活用されました。採石跡が現在も参道に見られ採石跡によって生まれた断崖絶壁は人気撮影スポットにもなっています。

すみません、鋸山オタクであることがバレました。こんなに鋸山について語っていますが今回の旅では勿論パス。またの機会に行きたいです。
浜金谷では友人お目当ての海鮮丼を食べたわけですが食の話はあまり興味がないので、「なめろうがとても美味しかった」にとどめておきます。
浜金谷駅で面白かったことは申し訳程度に置かれている恋人の聖地と海に面しているからかお酒のラインナップが豊富なコンビニです。


流石のラインナップ

お腹を満たしたところで電車の本数が少ないことを完全に失念していました。まずい、朝に発生した遅延トラブルによってどうせ15分程度遅れるからゆっくり行こうと思ってスマホをみたらなんと遅延が完全に解消されているではないか!!これを逃すと次は一時間後、、生涯文化部のるるるが生涯運動部の友人に必死に食らいつき無事余裕で間に合いました。いや間に合うんかい。でも案外旅ってそんなものですよね簡単に事件なんて起きません。

vol3では浜金谷駅からいよいよ太平洋側に向かっていきます。なんの事件も起こらないですが次回も読んでいただけると嬉しいです。


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