はじめに そもそも、この記事を書こうと思ったのは、サンディーがルーンクエストのサプリの新しいキックスタートを始めたと言うニュースを見たからだ。 知っている人は知っての通り、サンディーは元々ルーンクエストの編集作業を行っていたケイオシアムの社員であり、詳細は後述するがルーンクエストでクトゥルフ神話をやりたかったので、結果としてクトゥルフ神話TRPGを作りだした人物だ。今回のキックスターターは第二弾であるが、ルーンクエストのクトゥルフサプリはサンディーのまさに悲願としていたサプ
はじめに マールストロームと言う新興の未訳TRPGを取り扱う日本の出版社を知っているだろうか? その社長(?)がクトゥルフ神話TRPGの未訳に興味を示した初心者にとんでもないことを吹き込んだ。 これは大きな誤りである。より正確に言えば蝶と蛾の違いを問うくらい例外が多く機能していない判断基準である。 これが立場のない一般TRPGプレイヤーが言っているならまだしも、企業人としての名義がある垢で初心者に吹聴するのは頂けない。 逆に未訳に関わる企業人でさえ、この認識なの
はじめに 昨今、novelai AIがイラスト生成に対応したことによる絵師の反発や各サイトでの問題が発生している。その中で度々、簡単に数円程度でイラストが生産できるAIに対して批判的な声がある。 新しい(と言っても美少女イラストAIは2016年の頃から見れるレベルのものは出力してくれるが)技術に対しては批判や拒絶反応は起きやすい。今回は、いつもの記事と違いイラストAIについてを法的観点やユーザー目線から考えていく。 イラストAIに創作性はあるのか? 結論から言うと
結論CoC7版、新クトゥルフ神話TRPGで遊べ! 以上 はじめに クトゥルフ神話TRPGにおいて戦闘ラウンド中で、〈回避〉は一体どの様に機能するのか?その答えをルールブックに問いて見ると、「戦闘ルールの項目には1戦闘ラウンドで行える行動は(受け流しを除き)1回だけ!」と書かれているのと同時に回避の項目には「銃弾は1回だけ回避できるよ!」と書かれている。前者の記述を信じるのであれば、攻撃をしない戦闘ラウンドは相手の攻撃を銃弾だろうが近接だろうが1回しか回避できない。後者の記
はじめに まず、つべこべ言う前にこのアーカイブを観よう。 はじめにこの配信を観て思ったことは「これはTRPGじゃなくてマダミスやん」である。実際、そう思った人はTwitterでも多い故にTRPGという名称を使ったことに憤慨している人がいるのだろう。私もそうだ。 まず、下記にうだうだと意見を述べるが、何が問題なのかということを言うと 上の画像にもあるようにグウェル・オスガール本人がTRPGでないことを概要欄に示しており、上記動画の3:50~辺りに「ワンナイトマダミス
はじめに 正直、舐めてた。 日頃、制作者陣営のいわゆる対話型シナリオだとかエモシナリオだとか配信を見てて、CoCでやるな、ルールブックを読め!、こんなのCoCどころかTRPGじゃない!とか思ってたし、事実そう言った配信やシナリオにクトゥルフ神話TRPGはクトゥルフ神話TRPGではなくなっていった。 しかし、エモクロア、これはそういった層を確かにターゲットにした王道をゆくシステムだ。 どうせ、奇を衒ってTRPGとして選択という制限をかけてかつて某大手配信者のデザイナーが
「って、なんで俺くんが!?改めまして、ありがとうございました!」 率直に言おう、薄っぺらいにもほどがあるクソゲーだ はじめに オートマトンさんのこの記事がTLに流れてきた「爽やかクトゥルフ風味RPG『HELLO, HELLO WORLD!』が無料公開。終末の迫る世界で女子中学生が過ごす5日間」 ルルの記事を日頃読んでるような層には分かるだろう、この手のゲームは見えている地雷なのだ。やらなくても、ああクソなゲームだ、シナリオが酷いんだなと言うのはおおかた予想が付く。 そ
はじめに 皆は朝松健という小説家を知っているだろうか?日本におけるクトゥルー神話界隈では超がつくほど有名な小説家である。作家の名前は知らなくとも各本屋や専門店のクトゥルフ神話TRPGのコーナーで「崑央の女王」や「邪神帝国」などが陳列されているのを目にしたことがある人は多いだろう。それらの小説の作者である。 この朝松健氏が様々な作品で言及し、井上雅彦氏や立原透耶氏といった作家が参加したクトゥルー神話アンソロジー『秘神〜闇の祝祭者たち〜』にて共通の舞台となった夜刀浦、ジャパニー
今日では今まで以上に、皆が同じ場所に集まってテーブルトークロールプレイングゲームのセッションをするのは難しいかもしれない。幸いなことに、『クトゥルフ神話TRPG』、『ルーンクエスト』、『キング・アーサー・ペンドラゴン』、『ヒーロークエスト』、『7th Sea』など、お気に入りのケイオシアム制のロールプレイングゲームを自宅でプレイする機会は多くある。 それは一般的に "オンラインゲーム "と呼ばれるもので、あなたとあなたの友人がインターネット上で遠隔的に接続する場所となる。
はじめに 「黄昏の天使」は1988年11月Hobby Japaneより発売された、現在に於いてもクトゥルフ神話TRPG日本公式から発売された唯一の単体としてのキャンペーンシナリオである。当時、学生であった有坂純氏によって作成されたシナリオである本作の評価は、それほど良いモノではない。いや、それどころかシナリオの内容については「ゴミカス」だとか「10万円するポエム集」、「付属サプリが本体」など非常に辛辣なモノが多い。 ルルもこのキャンペーンはプレイヤーとして1回、キーパーとし
はじめに 近年のクトゥルフ神話TRPGの最中、この様な声を多く聞く「ソロシナリオの需要が高い」。 ソロシナリオ、クトゥルフに限らずTRPGのルールブックにはダイスやサイコロ、時にはペンも付いてくることはあるが、肝心の一緒に遊ぶための友人は付属してこない。00年代に比べ国内外でTRPGの認知度こそ上がったもののTRPGで遊ぼう!と言っても頭に「?」を浮かべる人は多い、本場のアメリカでさえ、近年D&Dが勢力を伸ばしているとはいえ、ルルが海外で見て来た中でもD&D以外は取り扱
お詫び 記事を書こうとしたら、しょっぱなからこれである。ルルは参考にも書いた3つのサンディー・ピーターセン氏のインタビュー記事を読み(ヤフーのモノはesからの引用なので実質2つだが)、余りにも内容が以前のインタビューの流れを踏んでいないのとそもそも全文でないのに疑問と違和感を覚え、このようにnoteにその事を踏み込んだ記事を書こうとした。 そしたらまさかのインタビュー動画の著作権侵害での非公開である。ルルの立場上、あまり言いたくはないがゲームマーケットの運営であるアーク
先日、動画に( https://youtu.be/gF7YrwqegAY )にあげたけど、より詳しい‹鍵開け›について解説をするよ! Call of Cthulhu 1st edにおける鍵の開け方 (画像は2nd edのものである) 動画でも説明したように、1981年にクトゥルフ神話TRPGの初版はケイオシアムから発売された。このクトゥルフ神話TRPGと言うRPGは元々ルーン・クエストのサプリメントとして開発してる所に、デザイナーのサンディー・ピーターセンが突撃をし
記事のタイトル通りnote始めたよ!配信できないときでも、こっちは積極的に更新していくのでよろしく!!