ウィトゲンシュタイン
令和哲学カフェの公開講座に参加しました。
私は前期の論考に着目していましたが、後期も素晴らしかった。
前期は「語りえぬものに対しては沈黙しなければならない」世界と言語は1:1の対称性であった。細かくみていけば要素命題までたどりつく。
後期は「考えるな、みよ」世界と言語は1:1の対称性ではない。日常生活の中で言語は1つだけでなく多様な意味をもつ。世界の限界は理解の限界、理解の限界は言語の限界であるから、言語によって自分の世界が決定されてしまう。その言語にどのような意味や解析をするのかが大事。そして、意味も解析も固定ではなく、常に変化できるし、自分が新しく生み出すことができる。その言語ゲームを楽しむことが、後期ウィトゲンシュタインが言いたいことだと思いました。
ウィトゲンシュタインの言語分析哲学によって、世界が変わるように思います。ただ、数学での説明が多いので細かい理解ができないです…。誰かヘルプ…(笑)