双極性障害を治したい気持ちと副作用に悩む日々
ご覧いただきありがとうございます。
双極性障害、躁鬱ギャルのるるです。
みなさん副作用に悩んでいませんか?
今日は双極性障害を治したくて、薬を欠かさず飲んでいるのに、それに伴い副作用にも悩まされると言う現状について書きたいと思います。
私にある薬の副作用
には
主に体重増加、手の震え、眼球上転があります。
特に眼球上転については、共感してもらえないことが多く、薬を飲んでいない人はもちろんのこと、同じ精神疾患をかかえる方でも知らない方がいるようです。
それではまず、
体重増加
から書いていこうと思います。
これは完全にオランザピンのせいでした。
初回処方時に、主治医から、
体重増加について忠告を受けていましたが、
まんまと太り、30キロ増しました。
今でもオランザピンを飲んでいるため、ピークは過ぎたものの、体重は戻り切らずスタイルはぽちゃめです。
この副作用について詳しくは
こちらの記事も合わせてご覧ください。
次に
手の震え
について。
これは結構、副作用としてはよく見られる症状だと思います。
私はとくにリチウムを始めたころに、ひどくなったと思います。
手の震えに気づいたきっかけは、メイクの、アイライナーを引く時でした。
突然手が震えるようになって、いつも綺麗に1発で引けていたアイラインが、何度やっても上手く引けず、部分的にリキッドのアイライナーの使用をやめるまでになりました。
それからはペンを握ってられない、文字が綺麗に書けない、お茶を注ぐときに震える、コップを握ると震える、お箸が震えて食べ物が掴みづらいなど、なんとか生活できる程度ですが、気になってしまうくらいには震えています。
もちろん主治医には相談済みで、日常生活に支障が出るようになったら、リチウムを減らす方向で進む話になっています。
でも、リチウムをしばらく続けていると、手の震えも落ち着いてくるケースも少なくないみたいなので、それにも期待しています。
何にしろこの副作用はさほど気になりません。
問題は最後に紹介するこの副作用です。
これが1番悩まされてきた副作用。
眼球上転
これみなさん知っていますか?
私はオランザピンを始めてから、出た副作用になります。
初めは、目がやたらと疲れるようになったな、変な感じがするなと違和感を感じていましたが、最近多忙で全体的に休みが足りてなくて疲れてるからかなと思っていました。
上しか見れない感覚に名前があるとも知らず、私は目が疲れたとほぼ毎日言うようになりました。
そしてまさか、薬の副作用だとも知らずに、目を温めたりして、やり過ごしていました。
ふと当時の主治医に、「最近変わったことはないですか?疲れやすかったりとか…」と聞かれたタイミングがありました。主治医もなんとなく聞いただけだとは思いますが、その時初めて、「目が疲れるんです。上しか見れな感じになって。」と伝えると、すぐさま肘と膝の様子も観察されて、眼球挙上という副作用です、とお話しを受けました。そして、そこで初めてオランザピンの量を減らして、反対に頓服薬として、抗パーキンソン病薬のビペリデンを処方してもらいました。
眼球上転はドーパミンが過剰にブロックされたことが原因で起こる、ジストニアの症状の一つだったのです。
それからはしばらく眼球上転と向き合う日々が続きました。
夜暗い夜道を歩くと目が上がり、
情報量が多い都内に出ると上がり、
疲れると上がり、コンタクトを忘れると上がり…薬を減らしてから1年〜2年くらいは週に一回くらいの眼球上転と頓服を飲むことを繰り返していました。
何よりも眼球上転で辛いことは、誰1人として理解してもらえないことでした。
もちろん症状そのものも、耐え難いくらい辛いのです。でも、同じ精神疾患を抱える方でも知っている方は少ないですし、眼球上転の副作用を体験したことある人を、私は自分以外にまだ知りません。それくらいレアなので、誰に言っても、何それ?ってなってしまうんです。しかも都内に出かける時は大体私の病気について知らない友達のことが多くて、それでも目が上がってしまうので、いつも頓服を飲むのにも説明に一苦労でした。
なので、いまだに友達には目が上がるって思われていることが多いです。覚えてもらっていて、助かります…!!
今は眼球挙上はほとんどなくなりました。
薬に慣れがあるかどうかは知りませんが、やっと体が順応してきたのかなと思ってます。
特にオランザピンに関しては体重増加も著しいピークをすぎて今はマイナス傾向にあるので、眼球上転と共に落ち着いてきてくれていると信じたいです。
たぶん私は
薬がよく効く分、副作用が出やすい
タイプかもしれません。
過去に担当していただいた主治医の先生何人かにも、そう言われてきました。
だから副作用って、薬がちゃんと効いてるんだなって私はそう思うようにしています。
でも太りすぎたり目が上がったりしたときは、さすがに辛かったです。
双極性障害になったがために、こんな思いしないといけないなんて、
治したいだけなのになんでこんなに辛い副作用もあるのって、思いました。
やっぱり女の子であり16歳から双極性障害であり、大事な時期が双極性障害の治療のピークに当たってしまい、胸が苦しくなる時は今でもあります。
だからこそ、安定を目指して、無理はせず自分に合ったできることをしたいです。
薬もまだ変わるかもしれません。
なんなら、今でも量を増やしたり減らしたり、試行錯誤中です。
でもこれが向き合ってることの一つになるなら、私はまだまだ向き合い続けていけたらいいなと思っています。
以上、副作用のお話でした。
ここまでのご覧いただきありがとうございます。
また会いにきてくださいね。
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