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遠距離恋愛から離島で出産するまで#03 完

元旦Baby誕生か!?

31日の夜、家でテレビを見ていたら破水したような感覚が、、、

びっくりしてお風呂に入っている旦那さんを呼んですぐに病院に連れて行ってもらいました。

まだ陣痛もきてないし、余裕があったので明日産まれるとしたら1月1日の元旦Babyだ!とドキドキワクワクしながら破水しているかどうかの検査をしてもらいました。

結果は、破水ではありませんでした。子宮口も全然開いていないのでこのまま帰ることに。

早とちりしてしまいお家でおとなしく年越しそばを食べました。

やっときた前駆陣痛

早とちりしてから3日後、年が明けて1月2日の朝方から前駆陣痛が始まりました。

ただ初めてなのでこれが前駆陣痛かどうか分からなかったのですが、定期的に弱い痛みが一日中あったのでやっときたかという感じでした。

予定日は3日

そして2日の23時頃には痛みが増したので、陣痛が本格的に始まったかどうか間隔をチェック。

この時点では不規則なので、様子を見ることに。

日付が変わって3日の午前2時頃、痛みが5〜10分の規則的な痛みに変わっていたので病院に電話。

状況を伝えたら病院へ来てくださいとの事なので、すぐに向かう。一応途中でコンビニに寄り、飲み物とおにぎりを買いました。

到着後すぐに子宮口を見てもらうと3〜4cm開いていたので即入院。

このままいけば3日中に産まれるかもしれないねと言われたので、確率が低い予定日ぴったりに生まれてくるのかもと感動しました。

とうとう入院

午前3時頃、病院についてからは陣痛の感覚が大体10分間隔。
少し感覚が開いていました。それから朝まではこんな感じが続く。

朝8時頃、子宮口のチェック。
この時点で、5〜6cm開いていたので、分娩室に移動しました。痛みも強くなっていたので体感的にここからが本当に長かった、、


赤ちゃんはよく動く子らしく、なかなか下に降りてきませんでした。
どんどん痛みの感覚が短くなっていって、教えてもらった呼吸法をちゃんとやらないと痛みが増す感じがありました。

呼吸法は練習しておいた方がいいです!!

咄嗟にやれと言われても、やり方が分からないのでイメージトレーニングをしておく事をオススメします。

9時頃には、2人とも疲れと眠気がいきなり襲ってきて眠くて眠くてたまらくなり、陣痛がきていない時は一瞬寝ていました。

11:00頃、分娩台に横になってひたすらいきみ逃し。
これがかなり辛かったです、、 
この時点でテニスボールも指もお尻にきつく当ててもらわないと痛すぎて、いきみたいっていう気持ちが勝つと呼吸が乱れて力が入りすぎて、過呼吸になりそうでした。

しばらく旦那さんと2人きりで分娩室にいたので、いつ終わるか分からず、ひたすらいきみ逃しをしている状況が辛くて助産師さんを呼んできてもらいました。

出産まであと少し

助産師さんに見てもらった所、子宮口が9〜10cm開いてるからいきんでいいよと言われました。
その直後に破水。
それからは、いきむのもかなり辛くて、何も出ないのにひたすらお尻に力を入れる感じ。なんかこれ以上、力入れたら内臓とか出ちゃうよっていう感覚。もう本当未知の感覚。
この時は、自然に声が出るぐらいの痛さでした。

助産師さんに後どれぐらいか聞いた所、早い人は30分ぐらいだけど赤ちゃんの体がまだ曲がってるし初産だから2時間ぐらいかなって言われて、

えーーこっから2時間って!!って

心が折れそうになりました。

子宮口開いたらすぐに産まれると思っていました、、、

でもそのすぐ後、赤ちゃんがかなり下がってきてくれているとの事で先生が来て分娩の準備をし始めました。

親想いの良い子、、、

助産師さんが沢山来て、分娩台の足が上がったり、足になんか巻かれたり、みんなゴーグルマスクをつけたり、ドラマで見るような手術室の光景で必死ながらも、あーもうすぐだーって言う気持ちになりました。


そして、コロナで立ち会い出産NGでしたが、旦那さんも特別に立ち会う事ができました!

ついに産まれる!

恐らくお昼の12時頃で、ここからは陣痛の波がきたらひたすらいきんでくださいと言われました。


ゆっくり呼吸してから、息を吸って一瞬止めて、吐く息のふーーっていう時に思いっきり下を見て、お尻を浮かせずに、目を開いて、足を閉じずに、やってくださいと説明されたけどそれどころじゃないし、、、

やりたくても今までの陣痛の痛みの中で一番痛くて、既にここまででかなり体力を消耗していたので上手く力が入らず簡単ではなかったです。

先生や助産師さんは、できてるできてる!上手上手!と褒めてくれたので頑張っていましたが、

出産の流れで一番の激痛でした。


トータル10回くらい毎回必死でいきんでたけど、いつ出てくるかわからないし、いつまで続くのって気持ちで心が折れそうな時に旦那さんが頭の上でもう出てくるから頑張れ!!って声をかけてくれました。

陣痛の波が来た時に最後の力を振り絞り思いっきりいきんだ所で、

予定日ぴったりの1月3日 午後0:33に3512gの元気な女の子が産まれました。


産まれた時の感覚は、自分の体から大きい物体がドゥルンと出てきた感じ。
生暖かい羊水と一緒に勢いよく出てきた感じがしました。
そして、すぐにものすごくかわいい産声を聞いた時には涙が出るほど感動しました。

出産後すぐは達成感と感動で胸がいっぱい

産まれてすぐカンガールケアをした後は、赤ちゃんは旦那さんにへその緒を切ってもらい写真撮影をしていました。これも今の時代じゃ叶わなかったはず。。。感動していました。


私は処置をしてもらっている間、赤ちゃんの産声を聞いてだんだん本当に出産したんだっていう実感が湧いてきました。

赤ちゃんと私の処置が終わってからは分娩室で、家族3人で過ごしました。

産まれたばかりなのにおっぱいを吸っている赤ちゃんを見て、こんなに愛おしく思ったのは初めてでした。

ちなみに予定日通りに産まれてくる赤ちゃんは全体の5%程らしいです!

きっちりした性格の子なのかな?笑

旦那さんに感謝

そして、仕事終わりで陣痛から出産までずーっと付き添ってくれた旦那さんには本当に感謝です。

彼は仕事後だったので、34時間起きていました。

ずっと声をかけてくれたり、飲み物を飲ませてくれたり、音楽をかけてくれたり、テニスボールでずっとお尻を押してくれたり、手を握ってくれたり、腰をさすってくれたり、眠くてお腹も減ってるのに、ずーっと支えてくれて、とても心強かったです。
一人では絶対に乗り越えられなかった出産でした。


そして、この人で良かった。一生家族を大切にしよう。と心から思いました。
立ち会いができた事で、より一層家族の絆が深まりましたし、感動を共有できました。

これからかわいい我が子を大切に育てていきます。
無事に健康で産まれてきてくれた子に感謝です。

最高に幸せな日の記録。



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