Webデザイン考察#8
お久しぶりです。WEBデザイナーを目指し勉強中のるるです。
最近投稿ができていませんでしたが、またWebデザイン考察を再開していきたいと思います。
今日はミツエーリンクス様のサイトを考察しました。
【考察の目的】
コーポレートサイトのデザインに込められた思いを学ぶ。
【印象】
モダン、シンプル、清潔、信頼感、真面目、総合的、ビジネス
【ブランド理解】
・どんな会社？
ミツエーリンクスは、コンテンツおよびUIの企画・設計・実装、Webサイトの構築・運用を中心に、様々なサービスを包括的に提供しているweb制作会社。
・文章から感じること
会社案内の文章には、「持続的」「コミュニケーション」という言葉が多く用いられています。
このことからサービスの提供だけでなく、その先にある「顧客企業のビジネスを持続的発展に導きたい」というコミュニケーションを大事にする社風を感じました。
・写真から感じること
抽象的なイラストや写真が多く用いられており、現代的な印象のサイトです。採用情報ページには若い社員の写真が掲載されており、会社の爽やかで生き生きとした雰囲気が伝わります。
・社名の由来
「ミツエーリンクス」には、「ひと、もの、情報」の三つをネットワーク化（リンクス）し、社会とともに発展（栄＝エー）していくという意味がこめられています。
【余白・レイアウト】
・機能面
コーポレートサイトは情報量が多いため、ページをスクロールするコストが大きくならないよう、必要最低限の余白が取られいます。
コンテンツの上下にはしっかりと余白が取られているので、窮屈な印象もありません。
・情緒面
BtoB企業は親しみやすさより信頼できる会社であることを伝えた方が受注に繋がりやすいため、文字やコンテンツはきちんと整列させることで、真面目でビジネス的な印象を与えています。
【色】
・情緒面
安心して仕事を任せられるというクリーンなイメージを与えるため、ホワイトを基調とした配色を採用しているのではないかと思いました。
【フォント】
本文：Noto Sans JP
見出し、あしらい：Roboto Slab
・機能面
企業の顔となるコーポレートサイトは多くの人に閲覧されることが想定されるため、可読性の高く完成度の高い書体であるNoto Sans JPを本文に用いています。
・情緒面
あしらいや見出し部分にはウロコのあるスラブセリフ体が用いられており、お洒落で垢抜けた印象があります。
太さの推移が少ない書体を用いているので、全体の印象にもまとまりがあります。
【あしらい】
全体的に丸みのあるモチーフを取り入れることで、様々なwebサービスを総合的に提供している会社であることを伝えています。
また、見出しの下など要所要所にコーポレートロゴのカラーが使用されており、企業イメージを印象付けるとともに、視線を誘導する機能的な側面も担っていると感じました。
【アニメーション】
メインビジュアルにシャボン玉のアニメーションが使用されているのが特徴的なサイトです。丸のモチーフが、総合的かつ調和の取れた印象を与えています。
◼️デザインの引き出しメモ
・丸のモチーフは総合的、調和のイメージがある
・整列したレイアウト＝真面目・信頼・堅実なイメージ
・コーポレートロゴをモチーフに取り入れることで、企業を印象付ける
◼️感想
今までレイアウトや余白に関しては「情報のまとまりを直感で判別できるように同じグループの要素は近づけ、違うグループの要素は遠ざける」など機能面しか着目していませんでしたが、今回の考察を通して「真面目な印象にしたいから整列させる」など、レイアウトが情緒的な面にも関わってくることが分かりました。また、モチーフ一つを取っても意味が込められていることが分かり、非常に勉強になりました。
機能面と情緒面で分けて考察をすることで気付きが増え、デザインの引き出しを増やすことに繋がっていくと思うので、できるだけ毎日続けていきたいです。
ブランド理解やなんとなく感じている印象を言語化するのが難しくかなり時間がかかってしまった為、とにかく色々な情報に触れて語彙力を増やすこと、考えをアウトプットする癖づけをすることを常に意識したいです。