WEBデザイン考察#7
Axelspace
考察の目的：自身がターゲットでないサイトの理解を深める
サイトを選んだ理由：男性的なかっこいいサイトで、宇宙という未知のジャンルのため
カテゴリ：宇宙
コンテンツ：メインビジュアル、News、Vision、Solutions、Sustainability、History、Company、Careers、Contact
事業内容：衛星を活用したサービスを提供する宇宙ビジネス。超小型衛生の開発と、衛星から得られたデータの解析・情報提供。
訴求ポイント：宇宙をもっと身近にし、ビジネス活用を普及させたいという企業のビジョン
サイトの種類：コーポレートサイト
サイトの目的：企業理解を深めた上でContactへのCVを促す
・ヘッダー上部（ファーストビュー）にお問い合わせボタンがある
・ソリューションやビジョンについて一通り紹介した後にお問い合わせボタンがある、というストーリーになっている
余白：左右50pxの余白
感じた印象：かっこいい、近未来的、男性的
Qなぜそう感じるのか？
・宇宙空間のような背景
・画像の配置や動き
・縦に惹かれたグリッド線
・ロゴマーク
・サンセリフ体、ゴシック体のフォント（Gordita、Noto Sans JP）を使用し、大きく配置した力強いキャッチコピー
ターゲット：衛星データのビジネス活用を検討している企業
宇宙事業の顧客となるのは、気象情報を提供する企業など、時代の流れに乗り、常に新しい情報をキャッチする必要がある企業であると思う。
そういった企業に興味を持ってもらえるよう、「先進的な宇宙ビジネスらしさ」をより強調したデザインとなっている。
また、英字が多用されていることからも、日本国内に限らず海外にまで視野を広げ、グローバルに展開している事が伺える。
面白いと感じたポイント
画像のレイアウトが特徴的で面白い。
オーロラがかかった宇宙空間のような神秘的な背景の上に画像が浮いており、プラネタリウムを見ているかのような演出になっている。
傾きや遠近感を活用して漂うような動きを見せるビジュアルは、宇宙を漂う衛星のようにも見える。
→画像の動きや配置で自社製品である衛星を連想させている。
また、思わずスクロールしたくなるような先進的でワクワクする要素をビジュアル面に取り入れることでページからの離脱を防ぎ、最終的にCVへと結びつけている。
感想
・縦のグリッド線があるだけで一気に近未来的な雰囲気が出ることがわかった。
また、個人的に良いと感じるWEBサイトのメインビジュアルを見てみると、スクロールを促す矢印が配置されていることが多かった。
・宇宙という知識のないジャンルの考察をしてみて、どんな企業がどんな悩みを抱えていてどういった経緯でサイトにアクセスするのかという「顧客がサイトにアクセスし、コンバージョンするまでのストーリー」を想像しにくく、ターゲットについてはかなり憶測になってしまった。
日常的にニュースを見るなどして、視野を広げていく必要があると感じた。