人に相談、さまざまな視点に助けられた

ここ2週間くらい、夫の精神のバランスが崩れに崩れていました。
私にとてもキツくあたって、それでどうにか精神のバランスを保っているような感じ。

本人は否定するけれども、統合失調症の悪化で、

周り全部が信じられない
24時間監視されている
こんな人生もう嫌だ。

そう言って、私たちのこと殺してしまうか、自分が死んでしまいそう、と。

でも、そう言っていても
きっと彼の心の中では、「辛いよ」「助けてよ」「何なんだこれは⁉︎」というhelpも、吹き荒れていると思うから、

表面的に出てきた言葉だけで判断することはないな、、、と頭ではわかってはいるのだけれども!

そんな事言われ続けていた私も心がとてもキツくて悲しくて不安に襲われていました。

こういう症状が出てしまった時、
子供達が産まれる前、2人で暮らしていた時ならば、全身全霊をかけて彼のケアと生活の立て直しに奔走していたけれども、

今は子供達も守らなくてはならないし、私が倒れてしまっては子供達が困るし悲しむから、

「誰にも何も今のこの状況を伝えないでいてほしい」と、言う夫には申し訳ないけれども、

今回は沢山の人に相談し「この状況をどう過ごしていったらいいのか?」様々な立場の、様々な感性・視点を持った、信頼できる人たちに現状を伝えアドバイスを仰ぎました。

両親をはじめ、両家族の兄弟たち、
私の信頼できる近しい友人、
統合失調症の家族の会の相談窓口、
昔からの主治医(今は病院に通っておらず服薬もせずだけれども)にも私の診察の際に少し。

思いきってそれぞれに相談して、良かったー!
というのが今の私の気持ち。

以前は、「誰にも言わないでほしい」という夫の気持ちを尊重して、
オーバードーズで救急搬送されたり、血のついた割れた携帯だけがポツンと部屋に残されて本人はフラッと失踪したりと、
限界になるまでなかなか人に相談できず、自分だけの知恵を絞りに絞って、少しでも彼が楽のなるのではないかということを全て彼にしていく、という流れで進んできていました。

でも、今は彼も大切だけど、
子供達たちの笑顔を守ることも大切。

仕方ない事だしそういう選択をしてしまう辛さもわかるから責めはしないけれども、
彼は、「薬をもう飲まない」「病院には行かない」自分でそれを決めているわけだから、変えられない。

今は子供達と自分の身を守ることが大切。

だからもう、今までのように

自分だけで抱えて向き合って対処して、
周りには限界がきてから事後報告。
私も心身共に疲弊して、しばらく寝込む。
果てには、鬱になり、私も死にたくなり、何もできなくなった。子供達のお世話もままならなくなってしまったり。
(鬱になったのは、その時の仕事の影響も大いにあるのだけども。)

この流れではいけない!と、
腹を括り、限界が来る前に周囲に相談をしました。

相談してみてよかったことは、私の精神が落ち着き、今の状況でも可能性が見えてきたこと。

・客観的な視点で現状を見ることができるようになった

・そのような選択肢があるのか、と、自分だけではわからなかった対応策が見えてきた

・私の気持ちを受け止めてもらうことができて、私自身心が軽くなり、冷静になれた

・最悪のケースを想定して、事前にできることが見えてきている

人に相談することで可能性が広がり、
様々な立場や感性の人たちの意見を受け取り咀嚼してみることで、
自分の中で思考が整理され、「そういうことなら、こう動いてみるとどうかな?」「こうしたら、最悪の事態は免れるかも」など、不安に押し潰される事なく、家族が大丈夫なまま進んでいく道が見えたり、「今」やるべき事が見つかったりしました。

こういう心のことは、不調の渦中にいると、デリケートな事だし、自分のことではないから本人の希望を尊重していたし、なかなか人に相談できなかったけれども、

今回思いきって、人に相談するということを選択することができて、今はとても安堵しています。

でも、これが本人に知られてしまったら、、、と考えるととても怖いのだけれども。
本人も私も子供達も守りたいから相談するしかなかった。

どうにかこのまま最悪なケースに進むことなく、彼の精神が落ち着いてくれるといいのだけれども。

怖いけど、希望を信じて、やれる事を一つずつやってみます。

具体的に何をしてみた?どうなった?などはまた書きますね。

では!家族の幸せを守るために頑張ってきます!

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