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森の不思議


木の保水力というものを少し調べて先回、記事にしてみたのですが
今回は実際、保水力が一番高いとされるブナの木を少し調べてみることにしました。

ブナといえば今年はブナの実が不作で熊が多く出没しましたね。

ブナの実はタンパク質や脂肪分が多くとても栄養価が高い食物でリスやネズミ、熊が好んで食べます。


ブナは、菌類と樹木の根が共生して菌根を形成しています。

菌根とは、木の根っこの先にある白いモヤッとした菌のこと。

樹木にとって菌根を形成することによって菌類が作り出す有機酸や抗生物質による栄養分の吸収促進や病原微生物の駆除などの利点があります。

菌根にとっては、樹木の光合成で合成された産物の一部を分けてもらうことができるという相利共生の関係があると考えられています。

菌類ですが、菌類の子実体は人間がキノコとして認識できる大きさに育つものが多く
土壌中には菌根から錦糸を通して同種他個体や他種植物に繋がる広大なネットワークが存在すると考えられています。

凄いですね。


この話を以前、分かりやすく書いた記事があるので、こちらも参考に読んで頂けたら嬉しいです。

キノコが「木の子」と云われる由縁ですね。

自然界は、共存共栄の美しい調和のとれた世界。

私達も、そうありたいです。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました😊

感謝🙏

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