娘へ
貴方はお腹にいる時から元気いっぱいでした。
アイス食べるとびっくりしたのか良くお腹を蹴られました。
そのまま入院になったリしましたw
臨月になると今度は中々出てきません。😅
陣痛が幾晩も続きます。
途中、お腹の中で何かがバリっと剥がれました。むちゃくちゃ痛かった。😂
夜中に先生を呼び出した。
先生が今からエコーを撮るから1階に降りて来るように言われた。
田舎の小さい産婦人科、エレベーターが無い💦
陣痛を堪えながらやっと辿りつくw
エコーで臍帯が首に巻きついているのが見えた。
「下から産めるかな〜」と先生
次の日「検尿を取ってください。」とサラッと看護師さんに言われる。
臨月のお腹、狭いトイレ、右手に点滴。ドアも閉まらない。
無理😣と思って出ようとしたらトイレの床が血の海になった😱
看護師さんに「すいません💦トイレを汚してしまいました。」と謝る。
漏らしてしまったと思った。
でも、破水だったと後から気づいた🤣
血の海だったのも胎盤が剥がれた時お腹の中で出血してたんだろうw
それでも中々出てこない。
出そうになるとゴムに引っ張られるようにお腹に戻るの繰り返し🥺
何日も陣痛が続き寝れなかった。陣痛の合間の数分で寝る😴陣痛で起きる。
部屋に窓🪟があった。(あの窓がもうちょっと低ければ)と思った。
精神的にも限界だった。
すると目の前が真っ白になった。真っ白な中に真っ白な人が出てきた🤣白い長い髪に白い長い髪、白い服。
見えにくいw
子供を抱いてた。夢なのか現実なのか良く分からなくなった💦
その白い人が言った「本当にこの子をお前に預けていいのか?」と
(・・・・(¯―¯٥))
(そういう事か)と思った。
それから何やら私のデーターが悪いらしく大学病院からのドクター待ちの緊急手術になった。
大学のドクターが到着して私に「いつから陣痛があったんですか」と聞いてきた。
3日程と答えると「3日も陣痛続けば死んでますよ」と簡単に人が死ぬかのように言ったw😇w
それから病院の先生は慌てまくり
私は手術室へ運ばれた。
看護師さん「先生点滴が全開です」
先生「いいから全開で流せ」
私(どんな状況や💦)
手術が終わり看護師さんが臍帯が首に3回も巻いてました。下から無理に産んでたら危なかったです。と伝えてくれた。
旦那は「出てきた看護師さんが胸にお前の返り血を浴びてたぞ、どんな状況や」と・・・疲れきった私に時代劇を見てきたかのように教えてくれた。
別に無くてもいい情報だったw
先生が言うには、2リットル程出血したらしい。
良く生きてたと思う。
子供は皆、神様からの預かりもので、その自覚を持って子供は産まないといけないということを教えられたんでしょうね。
中々ハードな教育だw
そんな中で生まれた娘も色々と悩みが尽きないようだ。
幼い頃は天真爛漫で周囲の大人にたくさん可愛がられた。
でも直ぐに弟が生まれて充分に甘える期間が無かったと思う。
手を握っても自分から手を離してしまうようになった。
周りからいい子だと言われて周囲の評価に応えようって一生懸命いい子であり続けようと頑張ってきた娘。
私もそんな娘を心配しながらも甘えてしまったのかもしれない🥺
娘には本当に申し訳ないと後悔することが多い。
大きくなると持ち前の正義感から父親を攻撃してしまいヒヤヒヤすることが多くなった。
大人になって社会人になると困難なことも多かったと思う。娘に関しては親として出来なかったこと、間違ってたことがたくさんで後悔も多い。
今も乗り越えるのが大変だと思う。
そんな娘に願うのは自分の周りの小さいラッキーを見つけて欲しいと願う。
小さいことに幸せを感じる力が貴方を守ってくれると
立ち上がれない。そんな時こそ
天真爛漫だった自分を思い出してくれたらと思います。
娘へ母より祈りを込めて。
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