性格、、、。?
「おとなしい」と言われる。
そのたびに少し傷ついていた。
過去形、なのは「おとなしい人」についてググると意外と悪く書かれているわけでもなかったから。
しかし私はこの言葉が好きではない。
「音無しー」(=面白くない、一緒にいても楽しくないし困る人)
のように聞こえる。
実際、いい意味で言っていないのだろう。
性格には多種多様あるがその中で人に求められる「性格」は決まっているのだ。
「明るい」「はきはきしている」「おもしろい」「元気」「声が大きい」
友達を評価するときに用いられる典型的な言葉たち。
「個性強いメンツ☆」に「おとなしい」はいない。皆、上記のような性格なのだ。
私はこのような人を尊敬するしこうなりたいと思う。
元からこのような性格の人を羨ましいと思う。思うように生きられて集団の中心にいられる人。なぜ私はこんなに社会の中で生きづらい性格なのだろう、と思う。
私はおとなしい、というよりコミュ力、言語脳がないのだ。数人での会話となると全く言葉が思い浮かばない。盛り上げられるのなら盛り上げたいし面白いことを言いたいと思うのだが、数人だと自分がいなくても会話が成り立っているし、口をはさむ間もわからない。付け足す話も出てこないし、話題を変えるのも適していない気がする。
一対一でも、急に話題を振られたとき、頭の中に言葉がなさ過ぎて、シンプルな答えしかできない。話を広げられない。
そして後悔する。
だから私は人が怖い、というより自分がうまく話せないのが怖くて人の輪に入ることから逃げてきた。
これを私は性格だとは思っていない。能力、訓練不足だからだ。それを性格と結論付けるのは甘えだし、自分もそれを認めたくない。
たくさん言葉を引き出せるようにして、自分の中に話をたくさん蓄えて、はきはき怖がらずに話せるように、する。せっかく夢見た大学に行けて、これからたくさんの人と出会うのだから。なりたい自分になりたいから。まだ私は変えられると思うから。
だから文章を書くことを始めようと思った。みんなで話したい!と思えるようになりたい。
これは、自己実現の過程。
人は結局、コミュ力。