『沙なので水が恋しいと鳴く(カケルversion)』(詩歌)、風琴の街、『フェイス)人と犬のはなし』作中作
風琴の街、「昔失った恋に思いを馳(は)せ、美緒とカケルの物語を詠み記そう」
一章、感情の波動(美緒→カケル)
『沙なので水が恋しいと鳴く(カケルversion)』(詩歌)、風琴の街
追憶(ついおく)、歌が過去の記憶(カケル)を連れて来る
三ヶ月間の短い恋だったけど、
人生が満たされる、沢山の話をしたように思うよ
男の人に言うのは不思議だけど、
元彼のカケルは、綺麗な人だった
思いがあって、結ばれた
雰囲気が好きだった
同じ本が好きだった
新しい本も貸し合った
この先もずっと、死ぬまで何かを、
分かち合うのだと信じていた