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和服イラスト資料本レビュー②『和装の描き方 和装イラスト完全マスターブック』
和服のイラストばかり描いている私の、勝手な『和服イラスト資料本レビュー』です。
「和服・着物イラストの資料本を買いたいけれど、どれを買ったらいいか迷う…」という方の参考になれば幸いです。
画像内の書影は「版元ドットコム」様より引用しております。
『和装の描き方 和装イラスト完全マスターブック』
著者:YANAMi 二階乃 書生 JUKKE
発行:玄光社
2015年発売
勝手に判定:[初心者~上級者向け]
普通の着物はもちろんのこと、他の資料集ではなかなか見られない、古代の和装の歴史から、平安貴族の衣装、巫女、花魁、武士、忍者など幅広く
カバーされている資料本です。
しかも、髪の結い方や烏帽子、かんざし、和傘、武器、扇子、ふんどし、履物など、小物の解説も充実しています。
写真でなくイラストのみなので、初心者でもどう描いたら
いいか分かりやすいかと思います。
また、複数のイラストレーターの方が描かれているので、色々な絵柄の和服イラストを参考にすることができます。
ただ、沢山の専門衣装や用具の解説にページを割かれているため、その分基本的な和服の構造の解説についてはページが少なめです。
「和服の基本知識は多少あるので、専門衣装の知識が欲しいという人」
「時代物を描きたい人」
にはぜひおすすめの本です。
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