#06|カタチに技あり!安心あり!-子ども目線編-
こんにちには。ii-mono.eオーガナイザーのいとうです。
「日本で一番あんしんな子ども食器iiwan」のそのヒミツと「安全なプラスチック製子ども食器の見分け方」シリーズ第6話の今日は、「カタチ」について。
iiwanは、「3者目線」を大切にモノづくりをしています。
1つ目は、子ども目線。
iiwanが「コロンとしていて丸みがあってかわいい」ってよく言われるのは、子どもがケガをしないように、カドのない丸みのある形状にしているため。
2つ目は、ママ目線。
こども食器といえど、ママ(またはパパ)も食事の準備をしたり後片付けしたりするときにiiwanを持つし使います。そんなときに、少しでも日々の育児がラクになるように、という願いを込めた工夫を散りばめています。
最後は、モノづくり目線。
これは、いわば、「作り手の想い」です。
iiwanを使うご家族が、安心して赤ちゃんに使っていただけるように、モノづくりの知識とスキルを総動員して、その想いを「カタチ」にしています。
これら、3つの目線で作り上げているのが、iiwan。
今日は、そのうちの「子ども目線」について掘り下げていきます。
子ども目線その1|子どもの持ち方を研究した『持ち手』
私がこれまで見てきた子ども食器の持ち手は細くて厚みは平たんなものが多いように思います。
ところが、iiwanのそれは、大人からすると一見「ちょっと太すぎないか?」っていうくらい存在感のある幅広なつくりをしています。
実際、子どもが握ってみると、親指とその他の指がくっつかない、オーバーサイズのようにも見えます。
↑8か月の息子が持つとこんな感じ
↑ミルクカップも同様に幅広です
これだとシッカリつかめないのでは?ってちょっと心配になるかもしれませんが、逆です。
離乳食期のこどもの手首は、多方向に動くことができなくて、持ったら、そのままの手首を動かすことなく口まで器(コップ)を持っていきます。
なので、手と持ち手の間にスキマが生じてしまうと、器(コップ)がフラフラして安定せずに、口まで上手に運べないことがあります。
↑これ、しっかり握れているようでも、スキマがあって安定しません。
コップトレーニングが完了する頃は、コップで飲むことに慣れてきているので、持ち手が細くても上手に飲めるようになります。
ココが「子ども目線」
コップに慣れるまでの毎日の食事で、「上手に飲めた!」を体感できるようにフラフラしない持ち手幅に設計!
子ども目線その2|ホントにこぼしにくい『飲み口』
iiwanのおちゃわんとミルクカップには、「口縁の返し」がついています。
よく見ると、飲み口が裏返っています。ぐるっと一周が計量カップの注ぎ口みたいな。
離乳食期の子どもは、ミルクや母乳を飲んでいた乳児期の飲み方が完全に切り替わっていないため、器やコップを口元まで運べたとしても、ガッチリと口を閉じて飲むことに慣れていません。
そのため、飲んでいる最中にダラーっと垂れてしまうことがあります。
そこをサポートするのが、iiwanの「口縁の返し」
ココが「子ども目線」
ちょっとプックリ厚みのある飲み口を少し裏返したデザインにすることで、口の閉じ具合や舌の位置を体感的に習得できるため、こぼれにくい!
子ども目線その3|究極の『カドなし』
そもそも、カドのある子ども食器って見たことないですけどね(笑)
ここでお話する「カド」というのは、器をかたどる「カド」ではなくて、もっと極小の世界のハナシになります。
これ、プラスチック食器あるあるなんですが、実際に店頭で売られている完成品の隅々をよく見てみると「バリ」というものがあったりします。
※もちろん、無い商品もたくさんあります。
「バリ」というのは、たい焼きや餃子でいう「ハネ」の部分と同じものです。
これが、プラスチックだと当然のことながら、痛いし、使っているうちに取れてきて口に入ってしまっても気づかない。
それを赤ちゃんが使うと思うと・・・。
ちなみに、これはプラスチックメーカーとしての見解ですが、離乳食期の器に、「かわいい」「すぐ使わなくなる」などの理由で百均の耐熱プラスチック食器を選ぶよりは、離乳食初期であれば、ご自宅にある磁器を使われるほうが安全で安心です。
話が逸れてしまいました。
ですので、iiwanはすべて一つ一つ職人と技術者によって手作業で仕上げを行っています。
本記事のメイン画像は、その実際の作業風景^0^
ちょっとここで、普通、肉眼では見えない「バリ」を、ドアップにしてお見せしますね。
これが「バリ」超高画質カメラで撮ってます。
肉眼で見るには、職人の眼力が必要です。
これが、手仕上げ後の状態。ツルツルです!
このようにして、わずかなバリをもすべてツルツルにしてから、出荷していますので安心して使っていただけます。
ココが「子ども目線」
大人が思っている以上に子どもの皮膚は薄くて柔らかい。
だからこそ、肉眼では見えないバリバリも手仕上げでツルツル滑らかにしています!
まとめ
iiwanの「子ども目線」は、(若干、親目線も入っていますが)子どもが安全に使えるための工夫と手間を惜しみなく使っていることにあります。
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