#16|挑戦!子ども食器メーカーがベビー寝具をつくる
2019年に、子ども食器メーカーであるiiwanが赤ちゃんの居場所となるベビー寝具「MY FIRST FUTON」をリリースしました。
今日は、発売から累計1,000人以上の赤ちゃんの居場所として使っていただいている「MY FIRST FUTON」を開発することに至るまで小話です^0^
子どもの健やかな成長に欠かせないもの
これまでのiiwanは、子どもの成長に欠かせない「食」の安全性にフォーカスして、より安全で安心してお使いいただけるベビー食器を作ってお届けしてきました。
ブランドスタートから8年目のある日、ふと、私たちiiwanは、子どものはじめての体験を最高のものにするブランドであったはず。
その観点から考えてみると、この世に生まれて、元気に離乳食を食べられるようになるまでのママと赤ちゃんとの日々がスポッと抜けているかのように見えました。
そう、「離乳食期」の前の「ねんね期」のコト。
子どもの健やかな成長のためには(大人もそうですが)睡眠と食事はとても大切ですよね。
ところが、「睡眠」と「食事」って、産後1年間のママの悩みの2TOPです。
大切であるからこそ、大変なのかもしれない。
iiwanの「ママの心身をラクに心地よくしたい」というゴールに一歩歩みを進めるために、「ねんね期」の育児にiiwanとしてできることを模索することとなりました。
はじめてのねんね期の育児での葛藤を綴った記事はコチラ
ママの心身をラクに心地よくするためのベビー寝具って?
しかしながら、一概にベビー寝具といっても、これまでのiiwanとしては全く新しいジャンルです。
はて、いったいどんなベビー寝具が喜んでもらえるのだろうか。
ベビー寝具といえば、もうすでに数えきれないくらい商品は市場に出ています。
ベビーベッドの種類も豊富だし、添い寝ができるベビーベッドだってあります。
布団タイプでは、持ち運びができる折り畳み式のものもありますよね。
そこでまずは、助産師さんや先輩ママたちに、産後の赤ちゃんとの暮らしについて意見や要望をヒアリングしました。
いただいた声を集約していくと、いままでになかった新たなベビー寝具をつくる道筋を発見!
それは、赤ちゃんの睡眠のためには、まず出産前のプレママの睡眠を整える必要があること。
そして、生後まもない赤ちゃんをいつでもどこでもすぐにそっと寝かせてあげられる場所が必要であること。
そして日々のお世話が楽にできて、なおかつ赤ちゃんとお出かけができるようになっても、赤ちゃんの居場所として安全に安心して使える最高の寝心地を維持できること。
結構、用途が幅広いです(笑)
つまり、、、「いつでも、どこでも、最高の寝心地のベビー寝具がイイ!」ということですね。
具体的に要望が多かったシチュエーションとしては、、、
出産から首がすわる頃までの期間は、お着替えが頻繁だったり、ママの慣れない育児負担を考慮してメンテナンスが楽な、おうちで簡単に洗えて、いつでも衛生的な赤ちゃんのお世話マット。
添い寝の覆いかぶさりやベッドで眠るときの落下などのママの不安を軽減できるような安心して添い寝ができる赤ちゃんのスペース。
生後5か月くらいになると、赤ちゃんとの一日のサイクルがパターン化してきて、お出かけを楽しみたい、そろそろ気分転換したい、新しい家族と旅行を楽しみたい、そんな頃合いにあると嬉しいのが、持ち運びできるいつもの寝心地。
さらには、赤ちゃんの睡眠は胎児期のママの睡眠と密接に関係していることから、出産前のママの身体にかかる負担も軽減できるような体圧分散できるマットレス。
これらのことを一つのアイテムで解決できちゃうベビー寝具だったら、ママの心身がラクで心地よくねんね期の育児ができるのでは??
さて、そんなベビー寝具、どうやってつくりましょう(笑)
次回に続きます。