【訪問リハビリの日常】ボヤキ吐く言語訓練冬の鵙
ボヤキ吐く言語訓練冬の鵙
男性の認知症の患者さんの訪問に伺うと、
機嫌が悪いときでした。
ソファーに座って話を聞くと、
患者さんのボヤキが始まりました。
こういうときには中止しません。
体を動かすリハビリもやりたいのですが、
ずっと話してもらいます。
いい言語訓練になります。
あえて喋ってもらいます。
そのボヤキをずっと聞いていました。
「あれはなってない」
「これはアカン」
「あれはどうなっているんだ」
いろいろと考えることがあって、
主張したかったのでしょう。
いっぱい喋って、気が済むと、
ようやく落ち着きました。
「うんうん」と、
うなづいて話を聞くのも、
僕の仕事です。
フリートークも、立派な言語訓練です。
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みなさんといいものを作り上げていけたらと思っています。noteを面白い方向に転がしていきたいです。これからも書き続けます。