【訪問リハビリの日常】待春や歩けるうちに歩きたい
待春や歩けるうちに歩きたい
「歩けるうちに歩いておきたいんや」
ヒザが痛いと言っているおばあちゃんが
ポツリと言いました。
「いつか歩けなくなるのではないか」
と思っています。
1年1年と年を重ねるごとに、体のあちこちが
痛くなって動きにくくなります。
「誕生日が来ても、めでたくないわ」
と冗談交じりで、笑いながら言っていました。
自分の体が動きにくくなるのを、
感じているからこそ、
歩けるときに、歩いていたいのです。
僕は、その気持ちに寄り添うだけです。
ヒザは良くなることはありませんが、
1日でも長く歩けるよう、
リハビリをして応援しています。
そのおばあちゃんは、膝のサポーターをつけて、
今日も家の周りを散歩しています。
「今しかできないことは、今やっておく」
これを教えてくれています。
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みなさんといいものを作り上げていけたらと思っています。noteを面白い方向に転がしていきたいです。これからも書き続けます。